SIFTONのオイルポンプ

天才チューナー、トム・シフトン
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オールドレーサー好きなら一度は聞いた事がある名前だと思いますが、現在もなおカムシャフトなどのエンジンチューニングパーツを製造、販売しております。
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今回はそのシフトンのオイルポンプを使ってみる事に
理由はS&S製より純正に見た目が近いから
それだけ
新品パーツといえど、組む前に入念なチェックをするのは当たり前なのがハーレーの整備の世界
通常バリ取りとかがメインですが、オイルポンプの穴という穴、溝という溝を構造を理解しながら入念にチェック!
なんかオカシイ所発見~の図、が上の写真
オイルを流し込んだが何処にも流れて行かない
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他社のポンプと他年式の物と比較の図
こういう時思う、無駄な在庫バンザイ
今回のメーカー側の加工ミス部分は、1次プライマリーチェーンへの給油のライン穴が開いていませんでした
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今回組む車両はオープンプライマリーが組まれているので、別に開いてなくてもギリOKなんですが、今後の展開や次に乗る人の事も考えて加工します。
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深さを測りながらこっちからも開けます
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これでオイルが行くはずです
参考にして下さい
手前味噌ですが、ハーレーの修理は経験のある専門店でやりましょう
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ややこしいついでに、今回の車両はアメリカからのゴチャ混ぜ系エンジンでして、72年の1200ccベースに1340ccのクランクが組まれていて、ケース加工がしてないのに73年以降のオイルポンプとカムカバーが付いているという訳解らん仕様で、結果から言うとクランクにオイルがいってないという残念すぎる組み合わせ。
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クランクが常時ちょびちょび給油?のサイドオイラーから、油圧上がった時に流れるエンドオイラーの年式に替えられているので、色々とケース側も加工します。
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穴を埋めたり~
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用意してた~72’のポンプも加工
一般ユーザーには意味解らんブログになって来ましたが、古いハーレーの修理は同じお金出すなら経験のある専門店に出しましょうという事です。
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オイルポンプシャフトのブッシュもガタガタだったので、面倒くさがらずに交換します。
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新しいのと、古いのん
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新しいのを圧入~
ガタなしスルスルになりました
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今回の車両はカムタイミングもズレていて良くない感じでした
この辺もワンステップ先の調整方法でやってますので、今度書きます
現在、SIFTONを始め多くのパーツ会社がアジア系企業に買収されてるので、品質の低下が多方面で起きているというのが今後の悩みです
ダメな部品はMADE IN JAPANで作る必要が出てくるんじゃないかと
会社が大きくなり、株式化され、グローバル資本主義の波に押され、創始者の意志とはかけ離れていく時代よ、いと悲し
今回は主に加工穴が開いてなかっただけでしたが、全ての穴に意味があるのでその辺をしっかり見極めれるお店に大事なお金は使いましょうという話でした~