市販の専用工具はあまり使わない

ショベルとかのロッカーアームのスリッパー面を研磨する道具

コレを使って加工したらいかにも良さげな見栄えの仕上がりになりますが、ウチでは使いません

よく見る計測の仕方ですが、ウチではやりません

こういう測り方もしません

もっと良い方法、というかそうじゃ無いと駄目だろ!くらいに思ってて論破したい所なんですが、細かい事なので言いません笑

なのであまりエンジン関係、特に腰下は作業写真載せれないんですよね(いつかはシークレットを公開するかもですが)

ヘッド完成するとホッとする

乾燥状態でスッと落ちないくらいのキツキツクリアランスで攻めるので、今回も不安いっぱい(バルブシール有り)

頼む🙏焼き付かないで笑

こないだ問い合わせ頂いたんですが、なぜリスク背負いまくってクリアランス(隙間)をキツキツで攻めるのかと言うと、例えば規定値が6/100mmで限界値10/100mmのを3/100mmで組んで焼き付かないで行けたら3/100mm削れてもまだやっと規定値、更にプラスアルファの恩恵があると思ってるんです

つまりより長くエンジンが保つという考えの元、当方がリスク背負ってお客さんの財布に長期的に優しい仕様にしておるのです

所詮の1/100mmの数字を教えてくれるボアゲージで一応測って、お次はミッション

コレが終わったらパンヘッドやります❢

エンジンの中が透けて見える男

タペット音出てて調整でイケるレベルに思えましたが
寿命が縮まるの覚悟でゴッドアイを使って診断した結果、ローラーにガタが見えたので深夜にめげずに分解

やはりガタが出てました。早期発見で大事に至らせずに済む部分です(遅かったらベアリングローラー粉砕でエンジン全バラコース)

もう1個先へ

バルブとバルブガイドのクリアランス、ボアゲージでも一応計測するけどアテにならんので(工具の精度とかいう話ではない)傘部の振れで計測、インテーク2/100mmエキゾースト3/100mmのタイトクリアランス(シール有り)。

傘部の振れの計測すら信用してない私は更に他の方法やらアレやらでイケるか判断。クリアランス載せてるけど、エンジン全体把握して気持ち良いバランスになってるかとかあるんで安易に真似しない方がよいかと

ピストンクリアランスは今回4/100mmで行く予定だったけど3/100mmで上がって来て、えーい行ってまえ〜。リングギャップは充分狭い!ヨシ(目視)で行きました。最終的には目視と手探りだけでエンジン組んでやろうと思ってるので(超高額な工作機械や道具で無駄な手間かけた高額オ◯ニーエンジンを横目にね)

その他殆どの所が基準値以下の不安たっぷりですが、勝てる自身もあるから勝負に出ます。自分にとっては数値はあくまでも数値で判断基準の一部にはなるけど、絶対的な物では無いと思っとります

“数字ほど確かな物は無い”と思い込んだ時点で何も見えてこないですから

心配を他所に全然硬さが無い、かけ始めから安定していて発熱も少ない感じになりました

まだ全然油断出来ませんが、30分エンジンかけててシリンダー下部100度前後ヘッドとの境目エキゾースト側で150度でずっと安定。シェイクダウン初期段階でこれは予想以上の出来。あとは走らせてどうなるか(今回の初期は発熱大きいかと思ってた)

アレが効いたのかとかありますがホント色んな所に気を使ってるんです。ちなみにオイルは普通のやつで添加剤は入れておりません。そういうのはオマケだと思ってるので

普通の最高状態を常に目指しております

私の師匠の様に常識じゃ考えられん様なエンジン組める人達が居るんですよ、メインストリームから外れた世界に。そんなのに少し近づけた気がした46の夜

梅雨とか暑さのお陰で

来客も少なく良い感じに溜まった仕事を進められてます

同じメーカーでもガスケットの材質がしれっと変わったりするので常に注意深い洞察力が必要あるなし

もうちょいマトモな部品出んかな?とか考えてたら全部作りたくなっちゃいますね

ハーレーのカムとかは後ろから1,2,3,4と数えますねん

銅ガスケットは熱して水に浸けて「焼なまし」して使います

いやいやオーセンさん、急冷したらそれは焼入れちゃいますのん?と言われそうですが、金属によって違います

銅はこれで柔らかくなり、より密着します

また今度書きますが、鉄でも焼いて急冷すると逆効果な物もあります。他所の整備してたら何でやねん!なのを良く見るので

ハンドル無いのもカッチョよ

暗くてもカッチョよ

ps.ブログ書きながら会計ソフトの入力してたのですが、さっきコンビニにアイスを買いにバイクで行って夜風が気持ち良かった

バイクって良いよな、楽しみに待ってくれてるお客さんのバイクも頑張ってやらなな(めちゃくちゃいっぱいあるけど)と思ったのでありました

Fuck in Manual

新年明けましておめでとうございます
2022年下品な言葉でスタートします
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素人時代に買ったマニュアル
若気の至りで落書きがしてありますが、あながち間違いでは無かったと今になって思います
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ヒジョーに残念な事なんですが、ハーレーのマニュアルは80年前のコイツらと殆ど内容に変化が無いという事実
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よく言えば職人の経験と勘だけが頼り
あとは基本的に雑だけど緩めに組んで壊れ無けりゃエエんじゃないの的な感じ
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どこで叩いとんねん
(ショベルのマニュアルもこんな感じです)
チューニングスタンド上で叩くとシャフトの中心穴が変形してゲージの数値上であたかも芯が出た風になるんじゃねーの?
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って事でウチはずっとこのやり方です
人の作業場を見ると皆チューニングスタンドが手前に置いてあって叩く場所を設けてない様に見えるので、あまりに少数派な自分が間違っているんじゃないかとすら思えて来るので、今まで非公開にしてました
その他、いかに短時間で正確にやれるかの工夫を多々してあります
マニュアルはガン無視です
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日本語版は文系の人間が翻訳してるので平気で数値間違ってたりするので英語版と照らし合わせるなり、自分で考えるなりする必要があるので注意しましょう
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とか言いつつ、自分はマニュアルの数値をガン無視してやる場合が多々あります
マニュアル見てても、そのやり方は製品の精度がきっちり出てなきゃ意味ないじゃんてな場合が多く見られますので全然違うやり方でやったり、組み立て精度上げてんだからもっとクリアランス詰めまっせってやる場合もあります
ショベルで鋳造ピストン使う場合はピストンクリアランスは100分の何ミリ、とかウチは決めてません
詰めれる要素があるならもっと詰めるし、無理そうなら一般的なクリアランスで行くし、色々と見極めてから決めます
そうじゃ無いと色んな所に手前かけてる意味無いんじゃねーのと思うからです
まー、とにかく多岐に渡り人と違うやり方でやってるので(きっと私がおかしいと思うので)あまりお見せしません
あしからず