当初はサドルシートで行く様に依頼されていたのですが、車体が出来あがるにつれ「なんか違うよなぁ」って思っていた頃、オーナー自ら「直付けシートの方がええんじゃないか?」と提案があり、意気投合してのシート制作に入ります。
車体がスリムクラブな感じなので、どーしてもサドルシートだと幅が出てしまうのでやっぱダメですね。
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まずは型紙を作り、それに合わせて鉄板をシートの形に切り出します。
んで、アナログな感じで”ウニャっ”と曲げます。
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そして自作のあて金(がね)と板金ハンマーでポクチンポクチン叩いていきます。
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丸くなってきました。
でもまだフェンダーとのクリアランス(隙間)が気になりますね。
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さらに他の色んなあて金を使って、ポクチ~ン、ポクチ~ン、ポクチンポクチン ポクチ~ンすると。
いい感じに収まりました。
オイルタンクのナットの逃がしも、プロっぽい感じでキレイに逃がしておきました。
細かく指示して表皮を張って貰い、出来あがったシートをのせてみる。タンクも載せてみる。ウィールもつけてみる。
ウィールはホイール(Wheel)をアメリカ帰りっぽいヒトが言う言い方です。カッコつけて使っちゃいました。
この様にアッセンブル(組み立て)されていくと、非常にアガってきます↑↑
さらにフロントエンド(フロント周り)もアタッチメント(装着)してみる。
こんな言い方しないが、ホワイトツリーにホワイトブーツで仕立ててみた。
白いフォークブーツはなぜかあまり使っているのを見ない。だからこそ使うみたいな。
んな大したモンでは無いのだが・・・
ちなみに41mm用もラインナップ(用意)されているので、そこんとこナイストゥーミーチュー(よろしく)である。
カテゴリー: 75′ FX RIGID 2011,12
75′ FX RIGID 2011,12 Part④
今回は塗装のつれづれデス
オーナーの要望でちゃんとしてない感じに塗って下さいな。ってな事なので、プロには頼めないので塗装は素人な感じの私が塗らせて頂きます。
まずは下地のサフェーサーからいきます。
実は黒を塗りかかって「ヤベェ、ヤベェ、写真撮るの忘れてた」な感じになっております。
で、黒を塗りましたな図。
一応下地も黒も3回塗っております。塗料もちゃんとしたヤツです。
塗ってる人間がアレなのと、場所がアレなだけです。
ですがタダでは出来ません。悪しからず。時間も使うのでそれなりってヤツです。
ツヤの引け感とザラっと感は、まあまあ狙い通りに出来ました。
失敗塗装な感がありますが、イロイロと考えながらやってあります。狙いどおりに出来ました。(も一回言うたった)
イロイロな考えがあると思いますが、基本的にウチの考えとしては、カスタムの場合スタイルとかプロとしての云々カンヌンとかよりも、オーナーの要望を第一にしておりますので、ムズカシイご意見は真剣に聞き流しますので悪しからず・・・
お次はタンク、、、ですが、途中の写真がありましぇんでした。決して他人が塗ったから写真が無い訳ではありません。
言い訳するまでもなく素人クサイですが、結構気に入っております。
今回は下書きナシでラインテープをおもむろにクリクリしてファイヤーな感じにしてみました。
緑なファイヤーに偶然にも背景にある物が緑な物ばかりで、なんだか良く解らない写真になっていますが、よーく目を凝らすとスポタンがあるのが解っていただけるかと思います。
さらにアップして見てみると、緑がまだらな感じになっているのが解っていただけるかと思います。
メッキだった土瓶マスターもブラストして、黒に、じゃなくて緑っぽい色に塗りました。
なんとなくです。なんとなく古い車の純正でこんな色のマスターシリンダーとかあるかな?的な色です。
中も軽くホーニングして、新品のリビルドキットでリフレッシュしておきます。
しつこい様ですが、ディスクブレーキに使う場合はペンで指してる部品は抜いておきましょう。
本日、質問があったのですが、ブレーキパッドは踏んだ時に油圧で押されますが、戻るのは(キャリパーピストンのシールの断面が四角な為、)ピストンが出た時のシールの変形が元に戻ろうとする力だけでパッドが戻ります。
しかしその力はわずかな物ですので、この部品が入っていると抵抗になってパッドが戻り難くなって、ブレーキが引きずるのです。(ドラムはスプリングの力でシューが戻る)
ちなみに、この部品は何かと言うと、(自論ですが)急なブレーキングの際に油圧をゆっくりかけて、後輪がロックするのを防ぐオリフィス的な物だと思います。
油圧ドラムになる前の機械式ドラムは、ブレーキに足をかけながらギャップなどを拾うと、「ガツン!!」とブレーキがかかり後輪がロックしてしまうので、その辺の対処かと思います。
オイルタンクも外したついでに洗っておきます。
小さな事からコツコツと。でございます。
75′ FX RIGID 2011,12 Part③
お次はフロント周り
今回は全体的にシンプルな感じで行きたいので、要らないステーを落とします。
サイドのポッチも落としてスムージングして・・・
穴を溶接で埋めて、スムージング
全体的にカドを落としてこんな感じに
ハンドルストッパーも派手過ぎるので、今回の車両のフロント周りの雰囲気に合いまへん。
バッサリいきます。
今度はフォークのアウターチューブに付いてる反射板の土台やフェンダーマウントなどを切り落としていきます。
右が粗で落とした状態。
もうちょっと追い込んでからグラインダーで削っていきます。
大体スムージング出来ました。
この頃にはグラインダー使い過ぎで腕がパンパンになります。アールと平面を感じながら集中してやります。ヨダレが出ます。そしてアルミの粉だらけになります。ちょっと嫌になります。
なので2本目はまた明日ということになります。
軽くバフをかけて完成。
うーんトレビア~ン。またヨダレが出ます・・・
旋盤を使ってやるのもアリですが、手作業の方がなまめかしい感じで好きカモです。でもケースバイケースです。
もちろんスムージングが似合わない場合もあります。ケースバイケースです。
フォークをスムージングしたらハブのカクカク具合が気になってしまったので、ホイールをバラしてコレもカドを落として柔らかい感じにしました。
たぶん誰も気づかないのでアピっておきます。
75′ FX RIGID 2011,12 Part①
若干落ち着いてきたので制作記録をやります。制作は2011年の12月です。
タイトルやカテゴリーの末尾の「2011,12」て部分が(その他の車両も)制作年月日になります。
では、行きます。
ビフォーの初期段階(タンクが違うケド・・)
この後オーナーの手によってガレージビルドされ、いい感じにカッコ良くなったのですが、写真がありまへん・・・
自分でも出来るけど、(出来ない部分も含め)プロの手でやって見て欲しい。いや、でもあんまりキッチリし過ぎてるのも好みでは無い。
と言う難しい目のオーダーを、いともアッサリOKしたのであった。
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まずは要望のひとつでもあった、「リアホイールを18インチで色は白で」という事なので少し黄ばんだ感じの白に塗りました。
ここで、また勝手にお試し提案タイム。
前からやりたかった白リムにホワイトウォールタイヤの組み合わせ。
遠方のオーナーに写メを送る。→あっさりOK!むしろ喜んでくれた。
この後も幾度となく写メを送るやりとりをして進めて行く事になります。
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前周りにモディファイを加える。
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キッチリ形の合った部品を切り出しては微調整してと、補強部分をキッチリ作るのが案外手間なんです。
隙間が多いと歪みも大きくなるので見えない努力です。
元はフレームにドリルで穴を空けて、タップでネジ山切ってあっただけでしたが、今回はちゃんとネジ山切ったカラーを埋め込んで溶接して強度を持たせてあります。
全体はキッチリし過ぎて無いけど、やるとこはちゃんとやってあるみたいな感じで進めていきます
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持ちこみのナロー過ぎるタンクをのせて、あれやこれやで取り敢えずアウトラインを見るの図。
うんうん、中々。
でも実は、この時点では普段使わないナロー過ぎタンクがどうしたものかと悩んでいた。(今見るとそーでもないが)
つづく