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①外装が大体出来て来たところで、ちょっとメカニカルな話になります。興味のない人にはチンプンカンプンでしょう。
このエボの最大の特徴の一つでもある4速ミッション。これはショベルの後期型とほぼ同じなんです。
じゃあ、簡単にオープンプライマリーにして、クラッチを”カラカラカラ”っと言わせたいところですが、実はそう簡単にはいかないんです。
②左はショベルのミッション。右がこのエボのミッション。
赤い矢印を見てもらえば判るように、エボのミッションのメインシャフトの方が長いですね~。ちなみに、このメインシャフトの先にクラッチが付きます。
③では、という事でミッションをバラしていきます。走行8500kmのミッションをバラす機会は中々無いので勉強になります。
さすがに全然ガタがありません。でもベアリング類は一応新品に換えておきます。オーナーには絶対解からない、見えない気遣いでございます。
④メインシャフトあれこれ。
左から、珍しいショベルの5速ミッション用(一部破損)。真中が通常のショベル4速ミッション用。右のが今回のエボ4速ミッション用。他にもナックル、パン用とか、アーリーショベル用とかいろいろあります。
カテゴリー: 85′ 4speed EVO 2009,5
85′ 4speed EVO 2009,5 part③
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①タンクの溶接も無事終わり、リアフェンダーを決めて、シートベースも出来ました。が、前の写真とあんまり変わりません。
フロントはΦ35のナローフォークを何度もバランスを見ながらローダウンしました。
タンクの位置は、ハンドルとのバランスが重要なので、まだ仮付けです。
②ハンドルは汎用エイプハンガーをベースに、まずは根元の立ち上がりをタイトに曲げてゆきます。
③そこに、他のプルバックハンドルから曲げの部分を移植。
ここで形が気に入らなかったら更に曲げ加工を施すのですが、いい感じになったのでそのまま行きマス。
④お次はリアフェンダーのステーなどを作ります。何も足さず、何も引かず。シンプルだけど、質素でもない、と言えば言いすぎでしょうか。でもこんな感じのステーが好きなんです。
フェンダーは縁にリブの入った、実は誰でも見た事あるフェンダーを加工して装着。
85′ 4speed EVO 2009,5 part②
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①んで、ぶった切っちゃいました。
切り口がピッタリ合っていないのは気のせいではありません。
簡単に言うとスポタンは前が幅広で、後ろにかけて細くなっていく三角形の形をしているので真中を抜くと、切り口が合いません。
②そこでフロント部分を若干幅詰めします。この絶対誰にも解からない若干の幅詰めの為に一度キャップも切り落とさなければなりません。
そして完成した時に、前後チョップしているのが解からない為にか、私が只の変人なのかは知りませんが、アンダーパネル(底板)をあえてノーマルのプレス跡の凸凹を残したいと思い、これまた地味な加工をしました。底板のフチのラインも合わないので板金で修正をかけてあります。
③タンクキャップの穴も一度、板金でアールを付けた板で埋めてしまいます。全体の幅が若干狭くなり前後長をチョップしているので、一回りタンクが小さくなっていますが、これが車体に乗った完成形で気付く人は同業者か、かなり勘のいい人だけでしょう。
④これはまだ完成前ですが、前回の③の写真のバランスと比べるとコンパクトな車体に対してバランスが良くなっているのが解かるでしょうか?
ナロースポタンに少々飽きて来ている全国の一流ビルダー様が、次に前後チョップのカッコよさに気付くのはいつの事でしょうか?
いつの間にかマフラーとフロントフォークが換わっているのは、また後ほど・・・
85′ 4speed EVO 2009,5 part①
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はい!お久しぶりのカスタムのコーナーでございます。
①ベース車は85年式FXWG、今や希少な4速エボです。
この4速エボというのは簡単に言うと、ショベルの4速ミッションに、エボリューションエンジン搭載で、その中でもこれはショベルと大体同じ、俗に言う4速フレームに乗っかっています。
他にソフテイルフレームに乗ったモデルもあります。
実走行8500km、ワンオーナーの極上車両がベースになっております。
②このままではカスタムのイメージが湧かないとの事なので、とりあえずその辺のタンク乗せて、リアサス外して、テキトーなフェンダー付けて・・・・てな訳でこんな感じ!
③「うーん、よく解からないんで、とりあえずお任せで進めていって下さい。」てな会話をたぶん済ませ、ちょっと見れる感じまで持っていく事に。
これであとステー作って、色塗って完成!とかだったらどんなに楽な事か・・・
いや、当初はこんなぐらいの感じだったはず。まさかフルカスタムする事になろうとは・・・・
④ざっと仮組みを済ませ、遠くから眺めてみると・・・
あそこをこうやって、そこをキュッとしてグッと詰めてフロントをあーして・・・
私の中のカスタムの悪魔がささやきます
気が付けばもうタンクを切る準備完了です。もう切るしかありません。
このスタイルでのスポタンのナロー化はもう見飽きちゃった感があるので、あえて幅詰めはせず、今回は判らない程度に前後を詰める事にしました。