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2008年06月

79'FLH 1340 2008,4 part⑨

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①このフロントブレーキを着けるが為に、ジョインツ2日前に徹夜して、前日やっと寝れるかと思ったら再び徹夜して当日の朝8時までかかってしまった、いわく付きなパーツ。
今風に言えばビンテージMX(モトクロス)用、悪く言えば74ドラム買う予算が無いが為に採用したパーツ。シャフトやリンケージをきっちり作ったので手間がかかり過ぎて、どっこいどっこいな感じになりましたが・・でもまぁ、なかなかいい感G↑なんじゃないでしょうか。
ロッカーの部分をWLの様に内側に組んでみました。これでパッと見ナローな感じに見え、わずかながらシャフトが短くなったので、シャフトにかかる負担も減るかな?って感じデス。
うん、これはパクられそーだな。

②とある日の夜中、おもむろに何かにとりつかれたかの様に作ったハンドル。このハンドルありきでこのバイクは作られました。あんまり制約が無い時の方が、いい物が出来る事が多いですね。
頭の悪そうな意味でチョイ悪な感じの、左右の色違いのグリップ。名付けてチグハグリップ!・・・
このバイクで唯一、高価なGUIDEのフォグランプ。中世の騎士の様な、はたまた昔の潜水服のカブリ物のような怪しさ満点です。
ところで、昔の潜水服ってカッコイイですよね~。暇があったら検索してみて下さい。

③悪悪(ワルワル)Sパイプアップスイープ、なマフラー。SパイプのエキパイにSパイプのサイレンサーでドSな感じに仕上がりました。
小さなオシャレですが、キックアームはパン用を使いました。ショベル用より細くてセクシー、そしてオフセット(横への張り出し)が少ないのでオシャレにキマります。キックペダルはベーッシックながら、これ以上デザインする必要が無いと思わせるナックル用を採用。
ちなみにキックアームがボルト締めこんでもガタガタなのをよく見ますが、カチッとガタ無しで組むやり方があるので、気になる方は聞いて下さいね。

④サイドスタンドやマウントなどあちこち安っぽいメッキでピカピカしていた部分も、安物なんちゃってパーカライジング加工でいい雰囲気にして、、
はい!完成!!
言う事ナシなカッコよさだと思いますが、だんだんと汚くなっていく息子のバイクに両親が涙している姿が浮かびます。
でも、こう見えても入庫前とは比べ物にならないくらい調子良く、そして乗り易くなってるはずです。努力の跡を汚れで隠しているだけですから・・・ つづく

79'FLH 1340 2008,4 part⑧

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①ステップはチープなB・S・W(バー&シールド&ウイング・・・勝手に命名)タイプ。やれ感が良かったので採用。ステップマウントも強度を持たせつつオリジナルなデザインの凸断面の物を亜鉛で表面を仕上げました。これも案外手間かかるんです。

②リアフェンダーのマウント部分もさりげないですがワンオフでデザインしました。フェンダーの質感を殺さないよう計算された形が昭和を感じさせます。今回のリアフェンダー周りのテーマは昭和です。
ウインカーは当店オリジナル??のGUIDE社DH-49タイプ。パッと見本物と間違われるそうです。(本人談)でもそれはバイクがイケてるからでしょう。モデル級の美人がフェイクのブランド物を持っていても気づかないのと同じ様なものです。

③フェンダー上部のマウントも抜かりありません。マイナスねじ&リベットフェチの私はすかさずこういった所で使います。グネグネねじったステーは派手さで勝ちますが、こういったステーの方が時間と手間がかかるのはこのHPを見ている方には言うまでもありません。
セクシーなヒップラインのリブフェンダーのサイドの深さも新鮮です。

④オイルタンクはパンの純正?ホースシュータイプ。オイルラインは布巻きタイプ。巷では神戸巻きや名古屋巻き、あゆがやれば鮎屋のあゆ巻き(これは滋賀の名産品)など言われてますが、やはり今は布巻きしかありません。ビニール系の質感は許せません。ビニールの配線チューブやタイラップも見える所は使わない、コレ常識ネ!ホースバンドがあと一歩なので今後、もっといい感じのに変えていきます。
タンクに張ってあるステッカーはオーナーがよく出没するというスケルティーさんのステッカーです(勝手に宣伝)

79'FLH 1340 2008,4 part⑦

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①エンジン降ろしたついでに、今のうちにやれる事をやっておきます。
ショベルはもともとプライマリー内にオイルを循環させていて、オープンプライマリーを組む際にそれらのオイルラインを外すのですが、この車両はその後処理が汚く、あちこちからホースがぴょろんぴょろん出ていたので、メクラなどを入れたりしてスッキリさせます。
そして、ついでなのでオイルポンプのカバーを規定トルクで増し締めしておきます。「あー、こんな気遣い解って貰えんやろうなぁ~」なんて思い、オイルラインのフィッティングを緩めようとすると、「ボキッ!」とフィッティングが折れました↓↓
でも、案の定、全てのボルトが緩んでいた(これだけで油圧が下がる事もある)ので、まあやっといて良かったと言う事で。

②溶接跡をきれいに消して(わざと一箇所は残したケド)、一度サンドブラストを当てます。このマフラーは塗装するのですが、塗装のノリを良くする為と今後、塗装が剥げて来た時に、メッキがチラチラ見えると雰囲気が壊れるので、手間だけどブラストを当てました。
リベット止めのステーも加工して位置も代えて、何気な感じながら雰囲気作りに一役買っております。
Sパイプのアップスイープ、悪悪でカッコ世ロスDEATH.

③今回の「やるつもりじゃないのに、ついついやっちゃった」シリーズ第二弾!配線引きなおし。
色んな色が丸見えで、燃えそうなくらい細い線多数、タイラップ、ビニテ使いまくりであまりに醜いのでついつい手を出してしまいました。
タンク下の見えない部分は、整備性を考えてカラフルにしながらも必要最低限にシンプルにまとめてみました。

④現在、直付けシートが付いているが、後々ベイツなどのソロシートに変えた時を想定して、シート下は布巻き配線を使い、極力スッキリさせました。
本数だけ多い、ごちゃごちゃ配線より、極力無駄を省き、長さやまとめ方まで計算しつくしたシンプル配線の方が何倍も大変なのは、やった人にしか解りません。

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