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2009年10月

Help me!!

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誰か助けてぇ~・・・・
みたいな事になっています。

エンジンルーム内に7台分、バラされた部品が所狭しとヒシメキあっております。
ここんとこ、エンジン関係の仕事を集中的にやっており、ついこないだは、TC88のカムテンショナー交換してたり、今現在、78'FLHのオイルポンプ交換、その他諸々をしていたり、つい最近入ってきた車両はバルブの焼き付きでヘッド周りの修理をやらなきゃいけないし。
更に一台、カスタムベース車両のエンジンも今から開けてOH(オーバーホール)せねば・・・・

これだけオーバーホール待ちのエンジンがあると、旧車はそんなに壊れる物なのかと思われる方もいるでしょうが、ここにあるのは全てアメリカや他店で組まれたりした物です。
ちなみに、ここ10年私がOHしたエンジンでやり直したのは、安物社外シリンダーが割れてしまったナックルと、半年で3万キロ走る超人的なエボの2台だけです。
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相変わらず、現在作業中と待たせている車両が50台越えで、大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

引き続き作業助手も募集していますので宜しくお願いします。

Vintage Parts

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チョコチョコ集めていたら、なんやかんや増えてきました。古いパーツはやっぱりええなぁ~。
そんなカルトなパーツはありませんが、趣味程度に集めています。

①アルミリブフェンダー、Triumph Speed-Twinのホイール、オリジナルペイントFXEタンク、WASSELピーナッツタンク等々・・・

②Ⅰビーム7"DogBoneRisers、ポンティアックのDrivingLight、Unity H-1、カウルライト、ライドバイザー等々・・・

③Old Jammerのキャリパーにスプールハブの21"Wheel、~72'アイアン19"ドラム、丸スイングアーム等・・・

④S&S Super-B、Bar&Shield&Wingエンブレム、等々・・・

まだまだ、まだまだ欲しい物は沢山ありますが、ぼっちらぼっちら集めていきます。

A・M・S Original Parts-③

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①ウチのカスタム車両にもチョコチョコついています、ご存じ74スプリンガー。

ビギナーボーイズの諸君にたびたび、74スプリンガーの「74」って何ですのん??って聞かれるので説明します。

750ccのサイドバルブはアメリカでは45-FLATHEADと呼ばれています。
ちなみに45とは向こう表記の排気量45ci(45立方インチ)の事です。

それまで主流だった45-FLATHEADに対し、74ciの排気量のULやナックルなどに採用されたフォークを日本では74スプリンガーと呼んでいるのです。

②その74スプリンガーですが、基本的な設計が80年前なのもさることながら、現在手に入る新品のレプリカ品の多くは精度が悪く、中にはフォークに全体重をかけて飛んだり跳ねたりしてもビクとも動かないものすらあります。

当店では一度全バラにしてアライメントを出し直してから組みます。

特にこの写真のロッカーと呼ばれる可動部分がくせ者で、大体手直しが必要です。

③そのロッカーをバラしましたの図。

軸も、軸受けも鉄でできており、グリスアップを怠るとカジって動かなくなったりしますので、本来、マメなメンテナンスが必要です。

写真手前右が元々入っているブッシュ(軸受け)。手前左の白いのが当店オリジナルのブッシュ。

特殊な樹脂で出来ております。

④組みつけ時に軸のサビ防止程度にグリスを塗るだけで基本的にメンテフリーで、動きもスムーズになります。

ストックが切れたので今回大量にストックしておきました。

このパーツは7年前から使っているので、強度的にも実証済みです。


このバイクにも使ってあります。勿論しっかり精度を出した上で組みつけてあります。

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