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2014年05月

トランス系 ~空がまた明るくなる編~

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エボの5速ミッション組んだり~

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ショベルに比べるとコツが要らない感じです

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搭載

後はエンジンとかイロイロですね

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こっちは社外のミッション

シフターフォークの調整したり

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スプロケ固定するのにこんな工具があると便利です

鋼材とタップと要らないチェーンがあれば作れますよ

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武器にもなる系ですね☆

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シールも交換です

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ここらもバラします

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この部分の加工についてはいずれ書きます

あまり知られて無いと思うけど、やっておくと良い加工なので。

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ミッションやベルト回りを外した時は、ついでにクランクシールを交換しましょう。

ここも、単にシールを新品に換えればいいってモンじゃない場合があるので、案外差が出る部分です。

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これもよくあるのですが、ミッションのマウントのワッシャーがこんなになっています。

マウントプレートが長穴かつ、そこそこトルクがかかるのでこんな風になってしまいます。
ワッシャーの選択がアウトです。潰れるという事はミッションのマウントが緩んでしまうという事です。

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当店では様々な厚み、材質の物を使い分けております。

少しでもトラブルを減らす為に考えれる事はどんどんやります。(※費用対効果を充分に考えながら)

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今回はこの炭素鋼の高強度なヤツを使います。

ミッションをこだわって組むなら、こういった所も気を使いたいですね。

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これはメインシャフトのベアリングサポートです。オープンプライマリーのショベルには必要な部品ですが。

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一般的にはCHINA製しか出回ってないので(あったらゴメン)、探しに探して(ネットでは出てこない)日本製を使っています。

こういう事に結構時間を使うので、いくら時間があっても足りません
(ブログ書くのも1時間以上かかるし・・・・・)

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搭載

後はシッシーバー、その他モロモロですね。明日に終わらす予定です。

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次はコイツです

ちなみに左が後期ショベルの通称「ロータリートップ」と呼ばれるミッションで、右がラチェットトップと呼ばれる、ショベル前期及びパンのフットシフトモデルの大部分に使用されたミッションです。
(トップの部分以外はハンドシフトモデルと共通)

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取り敢えずキチャないので、洗浄しましたの図。

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感触を確かめたり、計測したりしながらバンバラバンバンバンにしました。

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ケースとかは状態良くって、ひと安心。
両シャフト、各ブッシュ、ベアリング、一部ギアは要交換って感じです。

キックは抜けてたんじゃね?って感じで中の部品が、ガタガタでした。

各部測定して、必要な部品を本日オーダーしておきました。

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最近、ほぼ毎日空が明るくなってるので、もうちょっと健康的な生活をしなければ。

と思いつつ、やる事多過ぎでどーしょうもない感じです。


知ってる事が~誰にも言えない事ばかりじゃ~空がまた暗くなる~♪

テーパーローラーのスターハブについて

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主にナックルやパンのドラムブレーキを付ける際に必要な"スターハブ"
右側のカバーが星型なのでそう呼ばれています。

ノスタルジックな見た目もグーですが、構成部品が多くメンテナンスも手間がかかり、部品代もかかるので、高い店ではホイール1本のリビルドで数万以上かかる事もあるとかどうとか。
前後で・・・・・

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こんな感じで、ベアリング一個一個計測したり、他にもチェック箇所、測定箇所が多くナカナカ大変です。

※勿論、完璧にリビルドしたらしっかり長持ちはするんですがね。

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そこで、こんな部品があります。

ショベル以降と同じ構造の、テーパーローラーベアリングが使える(ショベルと共通では無い)が社外で出ています。

これなら初めにしっかり調整さえしとけばメンテも楽で消耗品も安いので、(純正にこだわりの無い人なら)いいジャンって飛びつきがちなのですが、以前に少し書いたようにこの部品を組む時には少し注意が必要なんです。

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こちら純正スターハブのレプリカのアクスルシャフトです


これをテーパーローラーTypeのスターハブに組むとこんな事になります。

ドラムついた状態で何も考えずにシャフト放り込むと、案外気付かないもんです。

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上がテーパーローラー専用のシャフト、下が純正レプリカ

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純正タイプはリア用しか在庫が無かったので、長さや端の形状が違いますが、重要なのは真ん中のベアリングが当たる部分。

純正は一段細くなっております。

なんでこんな事を書くかというと、他所から入って来た車両で、間違った組み合わせで組まれている車両を時々見かけるからです。

国内のパーツ屋が数年前にこのテーパータイプのスターハブを扱い出したのですが、専用のシャフトが売っていなかった為だと思われます。

※最近、ユーザーさんに教えて貰ったのですが、近年は国内のパーツ屋も専用シャフトを取り扱ってるみたいです。→http://www.reverb-inc.jp/products/detail.php?product_id=1343

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アクスル単体で欲しい方は海外から取り寄せますので言って下さい。2014年現在で4500円くらい(税別)
基本はクロームメッキですが、この様に半ツヤに加工したり、(+1000円税別)

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梨地にしたり(+1000円税別)

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黒染め風に加工したりも出来ます。(+1500円税別)
塗装じゃないのでペリペリと剥がれたりはしません。

メッキ剥がしてパーカライズはちょっとコストがかかります。


※2014年5月23日現在、海外の在庫見たら在庫無しだったのでしばらくは取り寄せれません↓↓
黒染め風が一本在庫ありです。
という訳で在庫が無いのでキットのを国内で買って下さい。

というと冷たい気がしてきたので、現在着いている純正タイプのを加工して使える様にする方法を伝授しましょうか。(旋盤要るんで完全に業者向けですが・・・)

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まず左側のベアリングが当たるをスリーブ入る部分と同じ太さに削ります。
※そのままスリーブを入れると肉厚が取れないので

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そこに大き目の直径(18mm以上)でスリーブを作ります。

材質はS55CとかSCMあたりがいいかと思います。

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それをプレスで圧入します

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旋盤で引いて右側ベアリングが入る部分と同じ直径にします。

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我ながらいい感じです

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ガタ無くピッタリです。

昔、(低電圧で)溶接肉盛りして研磨して作った事がありましたが、熱でシャフトが歪んでしまったので、この方法がベターかと思います。
予算が許せば熱処理しても良いかも知れませんが、高くつくと思います。

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これは社外のテーパーローラータイプのスターハブですが、カバーのボルトをマイナスねじに変えて(ピッチ24の特殊系)やって、黒染め風に加工してあるので、そこそこいい感じです。

あー時間かかった~、今日も今から明け方まで頑張りま~す。

サマー的なフル・リフレッシュ

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It's Cool とんでもないものを、手に入れたのさ~♪

どうも、昨日は急な臨時休業でご迷惑おかけしました。

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テールランプの厚みが約2倍になってスタイリッシュさのかけらも無くなり、D級レベルがランクアップしました。
※ランクアップしてもC級になる訳ではありません。Dの更にDになったという事です。

昔の国産カスタムに使われてた、本国仕様の出来そこない(パチもん)感がタマリマセン。

これで、テンション上げて名古屋まで行きます!

なんせ、去年の11月からまともに乗るのが今日がはじめてなのでエンジンかけて、少し暖気。

んで、準備に手惑い、いつもより必要以上に暖気!暖気!暖気!


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したらオーバーヒートしました↓↓

バルブが抱きついてる感じですね。

あり得ないですよね。
さすが先ほどD級度がアップしたばかりのバカアイアン。

参照記事→http://authentic.moo.jp/main/archives/2012/09/01011019.html


とりあえず、強制水冷して近所を2km程走る、「ドドドドッ、ブバッ、ドドドドドッ、ブバッ、ブバッ」
おいおい、大丈夫か?

でも、だんだん、マシになって来たのでそのままGO!です。
(こんな事書いてるのにまだエンジンとかガンガン頼まれるのが不思議な今日この頃)

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今回の旅のバディー(相棒)

ついさっき「もうガソリン入れな~」って言ってたのに、突然の私をブチ抜きからの~給油所(SA)を完全スルーには度肝を抜かれましたぜ!ロックを通り越して、、ファンタジ~~♪

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もう、ホントすみません。

なくらい快晴!

私の頭の中であの幻想的な曲がループします

「見切れてるやん!(肘しか映って無い)」とかツッコミ入れれる人で無いと意味不明だと思いますが、私にはツボでした。

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新名神は走り易いぜっ

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「機長!これ以上出力を上げたら機体がバラバラになります!!」みたいな感じですが、ただの手ブレです。

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んで、墓参りをして少しおセンチな気分になりつつも、名古屋めぐり。
こちら移転していい感じになったVISE(有名な服屋さん)

宮川君とはVISEを始める10年以上前からなんとなく知り合いだが、確実に階段を上がってる感では完全に負けている系。

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からのHOMES CLOTHING(あまり有名では無い服屋さん)

オーナーのダッチと話してて、私は服の事全然解ってないんでアレなんですが、オールドスクールを完全に熟知した上でのマニアックかつ前衛的な物を追及してる感じで、本当に服が好きなんだと共感したのであります。

てか、高速はいいけど、今日の真夏のような名古屋市内は信号待ちで、バカアイアンに"サマー的な問題"が発生しそうでヒヤヒヤでした。

普通の人ならエンジン焼いてますが、私はエンジンと喋れるメガネをかけているので問題無いです。(エンジンさんには、ののしられまくりでしたが「ざけんなよテメーコラ、ニューオーダーの時の二の舞にしてやろうか?」みたいな)


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帰りはこの"走る家"的な、"住める車"的なヤツとも一緒に帰りました。

トイレも付いてるの説明の後に後ろを走ってたら水の様な、汁のような物が飛んで来るので気持ち悪かった。

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いい感じ~

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なにやら2%er(パーツ~センター)でオイル交換無料キャンペーンをしているそうなので、帰りに寄ってみた。

どれどれ、オイルテストの試験車でもある私のバカアイアンに、モチュール3100の実力とやらを見せて貰おうじゃないの。

車種はSRだけだと?なんつーケチ臭い。

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これでヨシっと

A「すんませ~ん、だいぶ改造(いじ)ってあるんですけど大丈夫ですか?」「エンジンもフレームも他にもイロイロ変わっちゃってるんですけどぉ」
2%「・・・・・・・・・・・・・・・」


ほんの僅かな可能性でも、期待してみる。その先にあるものが見てみたいから・・・・・・

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スタッフのアダチ君のフェンダーが間違った所に着いていた。

みんなでそっとやさしく教えてあげてください。

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この後、帰ってまた堅田に戻り、有酸素運動をガッツリして汗を流して来ました。

だいぶリフレッシュできました。

でも、暖気でオーバーヒートするバイクで都会に行っちゃ(せ~の)

ダメ!絶対!!

臨時休業と「かんじる比良」

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臨時休業のお知らせです。

17日は定休日、18日は臨時休業とさせていただきます。
若くして他界した、ツレの追悼RUN(ん?皆車で行くのか???)に何年かぶりに参加する為に名古屋に行ってます。

明日、明後日にウチに来ようとしてた方々に告知です。

この辺は、陶芸や木工などの作家さんや、個人でハンドメイドして販売してる人達が多く、その人たちと地域内外の人達をつなげる「かんじる比良」というイベントがあります。

公式HP⇒http://kanjiruhira.org/

参加店一覧⇒http://kanjiruhira.org/shops/

ガイドマップは総合案内所(当店の最寄の交差点を少し上がった所)に置いてあると思います。(←なぜか間隔が開く・・・・) ⇒http://kanjiruhira.org/2014/kanjiruhira_2014_guide_map_back.pdf

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このような"のぼり"が目印です


オシャレな家や店も多いので散策してみてはどうでしょうか?
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ウチの裏手の喫茶店

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公民館もオシャレ

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インジェクションはもっと初心者

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Lキャブなどのマイナーなキャブも経験不足ですが、インジェクションのコントローラーは、もう一つ初心者です。

今時のハーレーはキャブの代わりにEFI(エレクトロニック・フューエル・インジェクション)、要するにコンピューター制御で霧状の燃料を吹き付けるヤツ、になっているのが当たり前で、これから先もしばらくずっと続くでしょう。完全なAI(人工知能)とかにならない限りは。

すごく賢いシステムですが、排ガス規制の関係でノーマルマフラーでも薄めに設定されているので、マフラーやエアクリを換えた日にはメッチャ薄く(燃料が)なって、エンジンは熱持つわ、場合によってはまともに走らないわでと、厄介な面も持っております。

そこで、上記写真の様なコントローラーを着けて燃料の噴出量を調整出来るようにするのですが、この写真のサンダーマックスというのは細かな調整がPCで出来て、おまけに走れば走るだけ自己学習機能が働き、そのバイクにとって最適な状態にするという、およそキャブではありえない部品なのです。

もっと簡易な操作の物は今まで何台か着けましたが、このサンダーマックスは1年前くらいから着け出して、今回で3台目。

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高校の時、「英語なんて使わんやろ?」と思っていつも赤点だった私も、努力の結果この程度の説明書は大体読める様になりました。

でも専門用語で「Pig Tail」とか出てくるので???ってなったりします。
頑張って前後の文章からなんとか理解するのですが、全部読みきるのにはまだまだ時間がかかっちゃいます。

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今回の車両は、コンピューターがリアフェンダーを外さないとアクセス出来ず、USBケーブルの脱着が通常のポートから行えないので、このいっぱいピンのあるコネクターの線を3箇所ばかり外したり入れ替えたりしなければいけません。

※今回の記事おもんないなぁ~

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パソコンとバイクがつながるなんて思いもしなかったけど、そのうち人間とパソコンが繋がるのでしょうか?
レイ・カーツワイルさんはパソコンと繋がるその日の為まで死ねないので、サプリメントを毎日250錠飲んでいるそうですが・・・

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アフターファイヤー回転域を設定したり、アイドリング回転数、もちろん燃料の量の調整をしたりといろんなことがPCで設定出来るそうです。(なぜか他人事)

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この辺のは速度とか全て電気信号で読み取る訳ですので、その辺も合わせていきます。

キャリブレーションという奴らしいです。

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プーリーの歯数の変更や、タイヤのインチアップをした際に変更して調整するそうです。

面白く無さ過ぎなのでこの辺でヤメにしましょう。

せっかくなのでこれを着けた車両の紹介でもしましょうか。
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一度、塗装屋に出向き、色決めして送られてきたサンプルが気に入らず、再び車両ごと持ち込んだ甲斐あっていいブルーになりました。

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ペインターは最近話題のあのKAMIKAZE PINSTRIPE さん!

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元の色。

高級感が足らないってゆーか

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リアフェンダーもそうなんですが、「元のフェンダーを短くしてノーマル感を無くして欲しい」って事でしたが、切っただけではイマイチだったので、先になるほど細くなるようにスラントさせて、切りっぱなしだと先が薄くてペラペラで安っちくなるので、溶接で肉盛りしてボリュームを持たせたりしてます。

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んで、完成したのがコレです。

※クリックで1024x768のサイズで綺麗に見れますよ☆

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いいんじゃないでしょうか?

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これがほぼノーマルの車両

真横からのバランスが悪い車種ですね。

※個人の感想になります

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タンク、前後フェンダーはノーマルを使いましたが、バランスの取り直しとペイントのライン、配色の持って行き方で随分と変化した様に思います。

まさにkawamuraマジック!!

※最近コメントが少ないので、とうとう自分で言っちゃう様になっちゃいました

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ブルーのタンクに映り込む琵琶湖もブルー

それは当たり前だが、スバラシイ事です。

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最後に松の木とパシャリ


という訳で、インジェクション車もなんとか対応しています。初心者ですが。
という記事でした。

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