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2014年11月

質感

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古いバイクを触る時、他の良い雰囲気の部品と質感が合わなくなるので、様々な方法で質感を合わせる作業をします。

金属の表面に独自の加工。
レバーの先端の感じは偶然出来た物。

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炙ってオイルで焼いたりとか燻したりはしてません。

常温で加工、加工後は剥がれていかず、ゆっくりと経年変化していきます。

グリップリングも同様の処理。

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これは別のやり方。

古いライザーと雰囲気を合わす為にやってあります。

※判りにくいのは画像をクリックで拡大してね♥
スマホの場合もクリックすると画質が上がるので拡大で見た時に判り易いですよ

この様な記事はPCで大画面で見た方が解り易いのは言うまでもありませんが。

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これはテキトーと偶然で、その後の経年変化でここまでなった例

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古い、雰囲気のある車両にはこのまま使えないので

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こんな感じに

ここから更に経年変化し易い様にしてあるので、今頃もっとええ感じになってると思われます。

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ズームイン

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これは別の車両

"ヤレ度"高めな処理です
車両に合わせて

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ドラム側もカド落としたり

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こういう雰囲気のフェンダーには

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こっちの方がいいかな?

こういう加工はなるべく自然の流れを汲むようにしてるので、サビ塗装などではありません。
剥がれたらカッコ悪いしね。

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古いミッションケースの修理をした後も

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なじませます

"ヤレ加工"ではなく"なじませ加工"と心の中で呼んでおります。

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新品のテールランプも

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ボコボコですが、凹みのボコボコでなく、凸の加工です。

さっきから、独自の加工法ばかりなので、「やり方教えて~」とか同業者に言われそうですが、私はケチなので教えません。
出すもん出すなら考えますが・・・なんちゃって。

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かわって、これは塗装による物です

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このマフラーも塗装で金属感を出しています。
※金属塗料は使ってないです。

ちなみにバンドの部分は金属を表面処理したもの。
同じ質感になってますが。

経年でオイル染みなどが付いていい感じになっております。

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こちら新品のキックカバー

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カエルの死骸とコウモリの血とオオトカゲの骨を粉にした物を混ぜて出来た魔法の液体

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ほんのり使用感が出ております。
(メッキの部分も含め)

後は経年変化を楽しみましょう。
基本的に加工後に自然と経年変化していく様なやり方を好んでやってます。

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こんな事する必要無いと思いますが、メッキをヤレさす方法も考えついたので実験。

う~んどうでしょう?


とまぁ、様々なやり方を載せましたが、只ひけらかしただけという記事になってしまいました。
他にも色々あるんですが、まぁこんな事もできちゃいます的な感じです。

わざわざ綺麗なバイクを無理にサビサビにするのはどうかと思いますが、必要に応じて色んな対応が出来る様にしておくのはプロとして必要な場合があるという感じです。

足腰は大事!

どーも、ミスター健康志向です。

まともな記事の書き疲れで、調子悪いので箸休め的日記です。


最近、足腰の衰えを感じてきたので・・・・

よし!チャリに乗ろう!

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てな訳なんですが、私にカッコ良くて高いチャリなど買うマニーはございませんので、乗らなくなって放置してた、ホームセンターで昔1万で買ったママチャリ?シティーサイクル?を直して乗ります。

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タイヤがヤバイ感じだったので、どうせならとカラータイヤをチョイス。

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チェンジのワイヤーも終わってたので、これもカラーのに交換。

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ママチャリ感を薄める為に、ハンドルポストをカットしてギリギリまで下げて、シートはギリギリまで上げて、フェンダーやら一切合切(いっさいがっさい)外して完成!

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早っ!チャリは楽やな~。すぐでけた。

何にも解って無いんで十分満足。

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んな訳で、ここ最近は半径5km以内は主にチャリで移動しております。

こないだ、帰りに湖岸沿いに家まで帰ってみた。

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いい感じだねこの辺。

ハーレーじゃ迷惑なので来にくい所も、チャリならプリウスより静かなので大丈夫!

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この辺は保養所が沢山ある。

主にバブルの頃に建てられたのが多く、全然使われてないのも多い。

そういや、原発が爆発した時、県知事にメールして「避難民の為に空いてる保養所を企業と協力して開放してみては」と提案してみたが、「検討します」と言われたっきりだったな~

ここらなら癒されると思ったり

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丁度、保養所が一つ取り壊されてる所でした。

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おっ、あのガソリン缶欲しいな~

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琵琶湖最高!

We Love Biwako!

頼むから汚さんといて~


皆さん、バイクの記事が見たいですよね~

じゃあ、これでも貼っときます。

って違うか?

アホなのか?凄いのか?
でもなんか見るとポジティブな気持ちになる。


パルスジェットエンジンの自作風景

材料を無駄なく使ってる所が案外真面目、というか基本をちゃんとどっかで習ってそう。


やっぱりアホなのか?


自作ターボジェットエンジンでBBQ・・・・・・・・・・・・・やっぱりアホだ

フレーム修正台の製作 part③ 修正作業編

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完成した治具(ジグ)にフレームをセットして前後エンジンマウントの水平を出すんですが、その作業の前に台に対してレーザーのセンター出しというか位置決めをします。

一般的にレーザーを当てると垂直、水平が出てネックの垂直度が正確に計測出来ると思われがちですが、実はレーザーを設置する位置によって曲がったネックでも垂直が出てるように見えてしまう事があるのです。

他の修正方法である様にネックを横から見た時にも垂直にセットするのも一つの解決方ですが、その時のエンジンマウントの水平度が怪しくなる様な・・・

修正屋さんくらいしか意味が解らない事を言ってしまいましたが、色々な考えがあった上でこの方法を採っております。

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んなこんなで結構な時間掛けて修正治具にフレームをセットすると、ネックが右に10mm程振っているのが確認出来ます

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ズームイン!

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グイグイっと修正の図(※事後のヤラセ画像です)

出来れば熱を入れたくないので常温で修正。
まぁハーレーのフレームはごっついので、火を入れてもそうそう大丈夫っちゃー大丈夫な気もするんですが、その辺はまだ確証が持てないので何も書けません。
(しっかりとした根拠も無いのに、駄目っぽいからという理由で簡単に否定するのも何か違う気がする)

立ち入り禁止テープが大げさに貼ってありますが、前記のとおりレーザーの設置位置が狂うと非常に困るので、動かない様にしておきます。

ちなみにアライメントを見る棒を押してるんじゃありません。

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データ取りの為にフルアナログ測定器で測定・・・

※これも事後のヤラセ画像なので一部オカシイ点があります。
まぁ私にしか解らないんでイチイチ言わなくてもいいんですが、当ブログではチョイチョイやる手です。
わざわざ作業後にブログの為に写真撮り直す事が希にあるんです。

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ビギナーズラックでしょうか?なんと1発で修正出来ました。

何日も掛けて製作し、何時間掛けてセットしたのに一瞬で終わってしまい、なぜかガクッと来たような喜ばしいような・・・

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ここにスクリュージャッキをかましたり

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ここも支えたりしたおかげか

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修正台自体がガッチリしてるのか、修正後も治具に狂いは見られませんでした。

なぜエンジンマウントの水平基準にこだわるかを解りやすく言うと、チェーンやベルトの傾きがリアホイールの垂直度と変わってくるのがアレだからです。

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判りにくいですが、これはリアアクスル(ホイールのシャフト穴)の歪み修正前の図

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修正後・・・・・

途中の写真が無いので省略します。
と嘘ついてみたり・・・
というのも、まだちょっとやり方に確信が持てないので割愛させて頂きます。
ちなみに火は入れてないです。

リアホイールを取り付けて着地した時にフレームのどっちにシャフトが接触するか考えた上で測定。
こういうところもガタが多く、精度の悪いハーレーは、そこんとこを理解していないと国産車の様にはいかないので、ちゃんと出来る業者を探すのがムズイと思ったので自分でやります。

「水準器の気泡が真ん中じゃないやん」という細かい事を言う人に動画を貼っておきます

2年前に「クランクバランスに使ってる道具」として動画を撮ったんですが、自分で見直すと「オタクみたいで気持ち悪い」と思い使わなかった動画です。

ティッシュを剥がして1枚にした厚みで気泡が振り切れるという、とても気持ち悪い精度の水準器なので、「1目盛分くらいズレててもカナリの水平が出てます」と言う、わざわざ説明してる感が気持ち悪いですね。

※一瞬向こう側に気泡が振れますが、奥にあるフライホイールに乗っかってしまった為。と気持ち悪いくらい細かい説明。(イチイチ細かいツッコミ入れてくる気持ち悪い人への対応です)

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んで、いつか機会があれば以前から居るこの"ネック真っ直ぐ付ける君"とドッキングして更にリア周りも治具作って、カスタムフレームを作れる治具にアップデート出来る様にその辺も考えた上で今回の治具は設計されております。

ぁっ、もうカスタム受け付けてないんだった・・・・・・ガックシ

フレーム修正台の製作 part②

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穴がなるだけ真っ直ぐに開くように試行錯誤

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残りの穴をガイドにして下穴を開けたり

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ビシっと真ん中に穴を開け、ねじ山を切ったの図

一応、精密ボール盤ってだけにそれなりの精度が出てると思います。
裏の車庫に壊れてる吉田のボール盤もあるんだけど、治すのが大変そうで何年も放置なのはどーでも良い話。

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ベースプレートにも下穴を開けて

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下穴の座標位置を変えずに、ボール盤でタップを切ります

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タッパー(専用機)では無いですが、この方が垂直にねじ山を作れるので手作業ではやらないです。

ちょっとコツが要りますが

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嬉しがって仮組み

カスタムの作業中にも無駄に仮組みしたりして作業効率を下げてますが、テンション上がるってのも大事

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フレームのそれぞれの穴に合わせてスリーブを製作

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内径はセンタードリル直径に合わせてあるので、こんな感じの方法で下穴のセンター出しをしました。

手間かけ過ぎのアナログな方法ですね。

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これはフロント左のエンジンマウント穴です。

その前に、曲りの無い純正フレームを使い位置決めしてるんですが、そういった作業が地味に凄い時間かかる。
写真の日付けで確認した所、5月頭から始め、さっきの仮組みの状態まで3日分くらいかかってて、仕事が詰まってきて2ヶ月半以上 間が開いてこの辺の作業は7月23日でした。

何度も言ってますが私のブログのほとんどが結構前の事を書いております。(お知らせとか以外)

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こういう物も製作して

取り敢えず完成


次回、修正作業編です


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