旋盤つれづれ

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ほぼ毎日とはいかなくとも、しょっちゅう何かしら使う我が愛機
毎日手入れを欠かしていないと言いたい所ですが、専門職の人ほど長い時間使わないのでついついメンテがおろそかになりがちなのです。
取り敢えず分解しましたの図
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各部オイル交換
結構長いこと替えてなかったけど全然キレイでした。取扱説明書には6ヶ月ごととか1年ごととか書いてあるが、一日中動かしてる工場などの話なんでしょう。
当店の旋盤は精密旋盤なのでオイルもちょっとイイのを入れました。(オイルジョッキのMTPは関係ございません)
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ギアの歯車やグリスニップルにもグリスを注入!
他にもベルトの張りの調整や、チャック(クランプする所)の芯出しや(写真無し)、台のガタとり(写真無し)、ブレーキのシューの張替え(写真無し)などを施しました。
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バイト(刃物)などの部品置き場が切子(削りカス)だらけだったので、カバーをつけたり
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よく使うものを使いやすい様に入れ物作ったりしました。(暇になった訳じゃないよ、前からずっと気になっていたんだよ)
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ちなみにこの旋盤は見た目はヤレてますが、オリペンのワンオーナー物でございます。
ワンオーナーつってもひとつの会社で何人かが使っていたのではなく、熟練工が新品を買って引退するまで一人で大切に使われていた物で、非常に傷みが少ないのです。
付属品や取扱説明書も当時物。
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箱も当時物のオリペン(オリジナルペイント)
「付属品箱 機械NO.584 ワシノ機械KK」と書いてありまする。
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メンテしたあとの機械は気持ちが良いです
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フォークの分解の工具を作りましたの図
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これはローレット加工という物を施しておる最中です
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このようにアヤ目を入れる事が出来ます。
この凹凸の深さで握り心地が変わったり、切削して目を切るタイプもあったり結構奥が深いです。
“スッ”と手になじむ感じになりました。
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ツレに貸したらどっかいったミニハンマーを作りました。
何かと使えるヤツだけど、自分にとって使いやすいのって中々見つからない。
だから作る。みたいな。
自分で作った工具は使い心地サイコーです。
JIMSの特工やブランドモンの工具を全種類揃えるより、オリジナル工具をいっぱい持っている店の方が渋いと思うのは私だけでしょうか?
市販の工具で出来るのは、しょせん市販の工具のやれることの範囲内。「もっとワイはやりたい事やアイデアがありまんのや」みたいな
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んでまた別の日
親戚の リ・ハート エンジニアリング にお邪魔しまして
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更に加工出来る物の幅を広げるべくオリジナルの治具を制作してもらいに行きました。
その後、2年越しの計画のオリジナルパーツの打ち合わせをしましたが、いつやってくれるのだろうか?
お忙しいでしょうが宜しくお願いします。
んなこんなで話がまとまらなくなって来たのでこれにて終了。

スパイ ゾルゲ

ここんとこ毎日3時くらいまでやっていてブログ書く気力がアリマセン。
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明日も日曜日ですが17日で定休日なのでオーセンティックにも遊びに行けない。(休日出勤してる可能性が高いですが来店はご勘弁を)
そんな冬の夜長にYou Tubeを見てバイクの事など忘れてもらおうという企画。
ロシアのスパイ リヒャルト・ゾルゲが、日本が戦争を進めて行くにあたって大きな役割をはたしていたという話。
右翼や左翼の言う話だけではなく、第三の視点で物事を見れるかも知れません。
ちょっと長いですが、しょーもないバラエティーとか見るくらいなら有意義だと思います。元はTV番組なので結構見やすくて、なんせ面白いです。

1~10までありますが続きは↓から探してね♡
http://www.youtube.com/results?search_query=Spy+Sorge+%28%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%BE%E3%83%AB%E3%82%B2%29&oq=Spy+Sorge+%28%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%BE%E3%83%AB%E3%82%B2%29&gs_l=youtube-reduced.3..0.8575.9795.0.10262.6.4.0.0.0.1.101.290.2j1.3.0…0.0…1ac.1.g3onrL2JvwY
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これはアンジェリーナ・ジョリーの”ソルト”
アメリカの国家機関に潜入してるスパイの話。
戦時中で言うならハリー・ホワイトとかですかね?
スパイは映画だけの話じゃなく、現代の日本にも数多くいると言われてるので、無視できない存在だと思うのは私だけでしょうか?

業務連絡

スムーズなコミニケーションを取る為の再確認です。
当店の営業時間は朝10時から夕方6時までですので、(労働時間は、だいたい朝8時~朝2時)電話は10時~6時の間でお願いします。
特に業者さんに6時以降にかけてこられる方が多いですので、ご注意願います。
※かけて来ないでって言うんじゃなくて、電話に出れないので注意して下さいねって意味です
来店も基本的に営業時間内にお願いします。(車両引き上げなどは営業時間外も対応します)
バイパスが延長されてから、ものすごく静かになって、夜中の作業がものすごく集中出来る様になりました。
もっと朝型にしなければと思いつつ、寝るのが3時4時になってしまいます↓↓
でも調子は良いです。
あとメールのチェックは深夜にする事が多いので、携帯からのメールの返信は次の日になってしまいます。
(で、次の日の昼間に作業に集中しててそのまま忘れちゃって、だいぶ遅れる事がたま~にあります↓↓)
ここからは関係無いですが
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誰かこの写真集持ってたら貸して欲しいです。めっちゃ見たいです。
着払いで送って下さい。
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画像はもちろん転載です。
シブいぜ。
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情報がほとんど無い中、アメリカを勘違しながら独自の解釈をしていた良き時代。グローバル化した現代ではありえない感じに興味をそそられる。
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映画や米兵が持ち込んだチョッパーという謎めいた存在から日本独自の族車に移り変わろうとする時代のカオスな世界観。
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ごく一部の人に再認識され始めているが、おしゃれなカッコじゃなくここまでキテる人現れんかなぁ?
と言いつつ、流行りにはなって欲しくない感じ。
ゴチャゴチャしたオタクなパーツの知識やらは、そこには存在しない。
「直感で直管だぜ、コノヤロウ!」

DO NOT MIX !! ~混ぜるなキケン~

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<注意! これらの部品を(別の部品と)混ぜんじゃないぞ!このベアリング一式はマッチングしてるからね>
的な事が書いております。
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申し遅れました。私、クランクケースの左側でクランク軸を支えております、ベアリング一式であります。
真ん中に来るコイツら(下図の10番と12番)の厚みがクランクシャフトのサイドクリアランス(横方向のガタ)を決定づけておるのですが・・・
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説明書には偉そうに「混ぜるなキケン」と書いている割にはそのまま組むと理想の数値にならない事が多々あります。(私的にはほぼ合いません)
ここに関してはマニュアルには載っていないイロイロなノウハウが必要だと思っております。
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話は変わって、お次はブレーキフルードの話。
大体のハーレーはシリコン系のDOT5という規格の物を入れます。
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が、しかし、2006年以降のハーレーからはグリコール系のDOT4という規格の物が指定になっております。
純正のマスターシリンダーなら、この様にフタの所に書いてあるので(ゴチャ混ぜの車両以外は)これに従えば大丈夫です。
あっ、そうそうグリコール系とシリコーン系は混ぜるとブレーキが効かなくなったり、トラブルの原因になり大変キケンです。はい「混ぜるなキケン」でつながりました。
「整いました~!」ちゅうヤツですね。
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ここからがオーセンティック的メンテナンス講座の始まりです。(なるべく他所で語られていないのを中心にヤリます)
この様に2002年式(通常DOT5)の車両にブレンボのマスターシリンダー(DOT4指定)が付いておる場合はどっちのフルード(オイル)を入れればいいの?
ハーレー用のシリコーン系のDOT5は最初は紫色ですが使ううちに黄色くなるので見た目にも区別が付きません。(すぐに紫色じゃなくなるが、それが交換時期の目安ではない。)
私はぺろっと舐めれば区別がつくのですが、皆さんはそういう訳にはいきません。(ウソつきました。舐めた事ありません)
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シリコーン系は水分と混ざらないので、この様に水滴を垂らすと完全に分離します。
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一方、グリコール系に水滴を垂らすと「モワっと」広がります。(今回のブレンボはグリコール系でした。)
確かアルコールと似た成分だったような違うような。アルコールに水滴を垂らすと同じ感じになると思います。
とにかく、グリコール=アルコール(っぽい)、シリコーン=油(っぽい)って覚えておけば以後、簡単に見分けれると思います。
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自分的にはかなり端折って書いているつもりだが、ブレーキフルードの事を書くだけでも書き出したらキリがありません。(いや、本当はキリはある)
続いては油圧ドラム用のフルードの話。
純正のワーグナーの土瓶マスターの蓋には今度はDOT3と書いてありますが・・・
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現行品はDOT5に表記が変わっております。
タッチもしっかりするのでDOT5に入れ替えて使います。
あと、DOT5(シリコーン系)はゴム類への攻撃性が高いのが一般常識ですが、グリメカのマスターシリンダー(表記はDOT3かDOT4指定)へは問題なく使用できています。(勿論、混ぜるなキケンで。)
とまぁ、そんな感じです。