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84'XR1000 { Suicid Speed Star } part⑥

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写真左上より時計回りに
・ライザーはコンロッド"CONNECTING-ROD"(エンジンパーツを流用)HOTRODの語源とも言われている部品で今までに無いライザーを作ってみました。70年代のchopper partsのAEE CHOPPERS製のSquareRiserにインスパイアされて作りました。Ⅰ(アイ)ビームの造形がそそる一品です。
タンクキャップはノートン”NORTON"(英車)の物を使いました。
・ライザーから覗くやれやれペイントにキラリと光るモールがエロさを演出しております。このタンクはいつぞや博物館で見た、初期のホンダの”ドリーム4E"というビジネスバイクがモデルの為、タンクセンターはあえてリブにはせず、プレスの耳の部分をそのまま溶接しただけのBLUE COLOR(労働者)仕様としています。極悪バイクにおしゃれなリブは似合いません。
2005年のHOT ROD SHOWの時zero木村氏が向かいのブースからふらっと来られて、ボソッと「あれタンク・・ホンダだね・・・」と言って来られました。こんだけ英車パーツを多様しているので、普通のマニアは50年代のトライアンフの4本のモールかと思うでしょうが、さすがは世界の木村さん。あと,ピーナッツタンクを逆さまに巧い事取り付けてるのに関心されてる様でした。
誰もが使うパーツを、誰もやらないやり方で使いカッコ良く見せる。まさにFuck You Attitude(アティチュード)、チョッパーの基本精神ではないでしょうか?ゼロの状態から造形を作るのもカスタムですが、すでにあるもので今までに無い物を作る方がゾクゾクしてカッコイイと思うのは私だけでしょうか?チョッパーとはそういう反骨精神をベースとしたオリジナリティーのあるカッコよさがカッコイイのであって、どんだけ見た目チョッパっててもパクリまくっててはそれはただのおもちゃ同然DEATH.
・ビンセント”VINCENT"(英車)に使われていたルーカスの"STOPテール"。ブレーキを踏むとSTOPの方が光ります。
・それにシャレを利かせて作った”FUCK テール”くだらないインケツショーバイクや、茶番だらけのこの世界(業界)に恐縮ではありますが中指を立てさせていただきます。
2005年のHOT ROD SHOWに出展した時、ここまで見ていてくれた方は何人いたのでしょうか?

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