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84'XR1000 { Suicidal Speed Star } part⑨

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①ローアングルで、カッコつけてみました。な感じ。大きく口を開いた2個のファンネルがなかなかの迫力です。
チェリアーニのトップブリッジの、なで肩具合とカチ上がったタンクがいい感じです。このままセパハン付けてもカッコいいでしょうね。

②真後ろなカット。デカいケツと小さいタンクがアリンコの様です・・・ほかにコメントが思いつきませんでした・・・

③この角度好きです。
このバイクは現存するカスタムに習わないアンチテーゼの塊なので、フレームの塗装も他のバディーカラーとハズして、「作りかけのフレーム」風塗装。「思春期に~少年から~大人に変わる~♪店を探していた~お金も無いままに~♪・・・壊れかけのバイク~・・・」   はい、残暑と過労で最近少々、頭が壊れてきていますが、やるときはやれる子なのでブログの更新が終わったらビシッと気合を入れて頑張りますよ!

④車用のファイヤーストンなので、左サイドはブラックウォールなんですね~。頭チョイ悪系ですね~。STOPテール改のFUCKテールもナメてますね~。そういえば去年くらいフォードのテール用にFUCKテールレンズが出てましたね、何でもカブるものですね。語尾が「ね」ばっかりですね。あと最近、雑誌やショーを見ていてシートカウル付のバイク多くなった気がするのは気のせいでしょうか?

シートカウルに始まり、逆さピーナッツタンクのプレス溶接リブ仕立て、ドリーム4Eに、ルイスレザー、キャルレイボーンのXR-TT、そしてHOTROD。これだけバラバラな具材を使いながらも一つにまとめ上げたバイクの作り方自体が新しいのではないかと自分では思います。
料理本を見ながらおいしい食材を使い作った料理より、ありえない食材の組み合わせですんごいウマイ料理を作る方が難しく、食べたときの感動が大きいのはマニアの方には説明するまでもありません。

84'XR1000 { Suicidal Speed Star } part⑧

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おかげさまで、NEW ORDER以来、アクセス数も増え、電話、メール、FAXなどで、多方面な方々からお褒めの言葉、励ましの言葉を頂戴しました。ここにお礼させていただきます。

その中から、2005年に製作した84’XRについて、完成(まだ未完成ですが)の全体画像が見たいという要望がありましたので、2回に分けてアップしようと思います。

①右ビュー   いいですな~

②左ケツ・ビュー   右からブチ抜かれた人が見る光景ですな~

③前ビュー   ナローなチェリアーニに対し、ムッチリはみ出そうなヘッドライト、コンロッドライザーから覗く生き物の様なタンクが今にも奇声を上げそうな感じです。

④左ビュー   今までに無い、脈々としたエキパイの取り回し。コンパクトながら、地を這いそうでいてそれでいて飛び立ちそうなフォルム。

と、こんな感じでしょうか。   つづく・・・

84'XR1000 { Suicidal Speed Star } part⑦

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写真左上より時計回りに
・このバイクの心臓部であるXR1000のエンジンユニット。キャブはデロルトにしようか、はたまたBキャブにしようか、FCRにしようかとさんざん迷ったあげく、MIKUNIのTMRを余計なぱーツを外し、セミポリッシュして極力短くセット。これがミソで、通常のXRは長いインマニで付くので、リアのエンジンがほとんど隠れてしまうため、ギリギリのクリアランスで出来る限り短くセットしました。
今回はウイリー出来るのが前提なので、ルックスよりここだけは性能重視で、なおかつFCRよりはクラシカルな感じがあるので、今回はこれで行きます。
カムカバーも今までに無い感じでカットして(写真には全部写ってませんが)、ナックルにも負けない存在感のあるエンジンに仕上げました。
・ステップはTRIUMPHのタンデム用を使いました。ブレーキアーム、ステップマウントはワンオフで製作。AMF時代の純正”No.1”ポイントカバーにブルードットを仕込んでエロく仕上げました。
・とりあえずの間に合わせで付けたオイルタンクはストーブの燃料タンクを加工、キャップはBSA(英車)のオイルタンクキャップ。ゲージも付いてていい感じですが、このオイルタンクは他にやりたいのがあるので、今後作り変える予定です。
・4年前からずっと温めてた、15インチホイールに車用のファイヤーストンタイヤ。ずっと15インチがアツイ、アツイと言ってたら、近年ちらほら見かけるよ様になり、アイデアを温めすぎてては他でやられてしまうので、急遽,2005 HOTROD CUSTOM SHOWに出したきっかけとなったパーツ。
まあそれ以前から注目されていた方もいたでしょうが。

84'XR1000 { Suicidal Speed Star } part⑥

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写真左上より時計回りに
・ライザーはコンロッド"CONNECTING-ROD"(エンジンパーツを流用)HOTRODの語源とも言われている部品で今までに無いライザーを作ってみました。70年代のchopper partsのAEE CHOPPERS製のSquareRiserにインスパイアされて作りました。Ⅰ(アイ)ビームの造形がそそる一品です。
タンクキャップはノートン”NORTON"(英車)の物を使いました。
・ライザーから覗くやれやれペイントにキラリと光るモールがエロさを演出しております。このタンクはいつぞや博物館で見た、初期のホンダの”ドリーム4E"というビジネスバイクがモデルの為、タンクセンターはあえてリブにはせず、プレスの耳の部分をそのまま溶接しただけのBLUE COLOR(労働者)仕様としています。極悪バイクにおしゃれなリブは似合いません。
2005年のHOT ROD SHOWの時zero木村氏が向かいのブースからふらっと来られて、ボソッと「あれタンク・・ホンダだね・・・」と言って来られました。こんだけ英車パーツを多様しているので、普通のマニアは50年代のトライアンフの4本のモールかと思うでしょうが、さすがは世界の木村さん。あと,ピーナッツタンクを逆さまに巧い事取り付けてるのに関心されてる様でした。
誰もが使うパーツを、誰もやらないやり方で使いカッコ良く見せる。まさにFuck You Attitude(アティチュード)、チョッパーの基本精神ではないでしょうか?ゼロの状態から造形を作るのもカスタムですが、すでにあるもので今までに無い物を作る方がゾクゾクしてカッコイイと思うのは私だけでしょうか?チョッパーとはそういう反骨精神をベースとしたオリジナリティーのあるカッコよさがカッコイイのであって、どんだけ見た目チョッパっててもパクリまくっててはそれはただのおもちゃ同然DEATH.
・ビンセント”VINCENT"(英車)に使われていたルーカスの"STOPテール"。ブレーキを踏むとSTOPの方が光ります。
・それにシャレを利かせて作った”FUCK テール”くだらないインケツショーバイクや、茶番だらけのこの世界(業界)に恐縮ではありますが中指を立てさせていただきます。
2005年のHOT ROD SHOWに出展した時、ここまで見ていてくれた方は何人いたのでしょうか?

84'XR1000 { Suicidal Speed Star } part⑤

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写真左上より時計回りに
・いらないステーをカットして新たにバッテリーのマウントやマフラーやリアブレーキ、ステップ周りのステー等を位置合わせ、仮組みを繰り返して取り付けていく地味~な作業。
・ネック周りもモールディング(パテなどを使って滑らかに仕上げる事)します。
・フロント周りには made in italy のチェリアーニをセットアップ。XRと言えばチェリアーニ、オールドレーサーと言えばチェリアーニ。滑らかで無駄のないデザインがそそる一品でございます。フレームの塗装は作りかけのバイクがイメージのムラムラ塗装。ホント、コンセプトがごちゃまぜですが、最後はそれなりにまとめてみせます。
オレンジ色の部分は、光明丹(こうみょうたん)という塗料の様なもので、キャブの取り付けのインマニをワンオフで作るのでその作業工程で塗っています。
・出来上がったインマニ。ステップ周りとマフラーもワンオフで作りました。リアのブレーキマスターはチェーンと近すぎるので、後に作り変える予定です。なんせ、制作期間が2週間しかなかったので、その時は良い位置が見つからなかったもので・・・

84'XR1000 { Suicidal Speed Star } part④

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写真左上より時計回りに
・元のXRのタンクがあまりに錆がひどく使い物にならなかったので、思い切ってぶった切ってみました。
イメージはそうあの”キャル・レイボーン”の駆るXRTTのシートカウルのフォルムです。(84'XR1000 { Suicidal Speed Star } part②参照)チョッパーなのにロードレーサーのシートカウルがイメージなんてあまりに「やっちゃった感」のあるミスマッチで今まで誰もやらなかった組み合わせだと思います。
今回のコンセプトは「今まで自分が影響を受けたシビれるバイクを一台のチョッパーにぶちまける」という物なので、流れや、時代考慮や、バランス、まとまり感は一切無視で行きます!まあなんとかなるでしょう。
・横から見ると、なんとなくXRのタンク(スポタンとほぼ同じ)のラインが解ると思います。
・そしてフレームに乗っける。ファイヤーストンの15インチと共鳴しているようでゾクゾクします。ん~カコエエーな~
・このロッカーカバーを見てください。こんなにもワルい顔をしたエンジンがあるでしょうか?怒り狂った様な目でいったい何をにらんでいるのでしょうか?綺麗なダートラスタイルより、このような極悪チョッパーが似合うと思うのは私だけでしょうか?

84'XR1000 { Suicidal Speed Star } part③

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写真左上より時計回りに
・とりあえずビフォーな状態。(実はこれよりもビフォーな状態があるのですが、あまりに醜く悲惨な姿なのでここでは伏せておきます。)もとからリジットフレームに乗っかっていましたが、とてもカッコ悪い姿で見ていられなかったので、とりあえずその辺にあるツルシのパーツを仮組みした状態。
・エンジンもすごく汚いです。しかもクランクまでサッビサビDEATH↓
・とりあえずフレームの塗装、汚れを剥離。
・ガゼット部分をはこんな感じで。ついでにいらないステーをカット。

とりあえず始めてしまったが、あまりに写真が無かったので製作記録というよりは、今後バイク紹介的な感じになりそうですが、少ない写真でなんとか続けマス。

84'XR1000 { Suicidal Speed Star } part②

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写真左上より時計回りに
・ノーマルの状態のXR1000。エンジンはXR、車体はスポーツスターといった装い。これはこれで非常に良いバイクだと思います。
・これはXR750。AMAのダートトラックで常にトップを走るレーサー。一昔前のトラッカースタイルの原点ともいえるスタイル。シンプルで速そうでカッコイイですね。
・XR-TT CR。先ほどのXR750のロードレース仕様。この時代のレーサーてなんでこんなにカッコイイんでしょうか。私の思うには、昔のバイクは皆それぞれが試行錯誤して、オリジナルのアイデアとかを盛り込んでる反面、現代のバイクは、流体力学とかの工学的理論にのっとって作るので、自ずと同じようなデザインになりがちなのだと思います。
昔のエンジニアの、目では見えないものをイメージして形にする力に、情熱を感じてなりません。
・カッコよすぎるシートカウル。名ライダー、"カル(キャル)・レイボーン Cal・Rayborn"の名前が入っています。

84'XR1000 { Suicidal Speed Star }

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2005年に製作した、自身の愛車84’XR1000のチョッパーを紹介します。

はじめにXR1000というモデルは、83年と84年の2年間でたった1777台しか作られなかった大変希少なモデルなんです。
2気筒のエンジンのみで戦うBOTT、バトル・オブ・ツイン(Battle Of The Twin)というレースがあり。(実質的にハーレー・ダビッドソンとドカティの一騎打ちレースです。)
1983年よりレギュレーション変更で、市販車(ナンバーが付くバイク)ベースのエンジンのみ参加出来るようになります。
ハーレー・ダビッドソンがBOTTで闘うには、純レーサーXR750をベースにしたXR-TTでは無理、と言う事になり、登場したのがこのXR1000なのです。要するにレースに出すために販売された市販車という珍しいバイクです。
‘レーシングエンジンのチョッパー’なんて考えただけでゾクゾクするのは私だけでしょうか?

最近のショーバイクを見ていても、「あのバイクと、あれと、あれを足して割ってるよな」みたいなのが多く、(それに気付いてないのが多いからウケてるんだろうけど)見ていて何も感じないのが多いので、見れば見るほど、知ってれば知ってるほどゾクゾクしてくるバイクを作ろうと思い4,5年前から溜めてたやりたかった事をぶちまけてみました。

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