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4-speed SHOVEL 2006,4  Archive

4-speed SHOVEL 2006,4 MOVIE

2006年に制作した車両ですが、車検で預かったので動画を撮っておきました。

ごく自然に、いちオートバイとして付き合ってくれているオーナーに愛でられて渋さが増して来ました。
10年後、それ以上もゆっくりじっくり付き合って貰いたいと思うのであります。

「目を引く様な個性とかなくても、自分を持ってる人って素敵やん」て思うのであります。

なんとなくクルっと回ってみました。
銅で作った部品もヤレて来ていい感じです。

今回、リアサスも動きの良い物に交換して益々乗り易くなりました。
無理せず普通に乗れるので非常に気に入っております。


九州などにロングツーリングにちょくちょく行かれるオーナーなので、納車の時にキャリアも作っておきました。

フルカスタム車両にキャリア付けっぱなしは最悪なので、超簡単に脱着出来る様に作りました。
どーしても急ぎで荷物を積みたい方には、この上なしでございます。

写ってませんが、ワンタッチで大サイズのキャリアが付け足せる様にもなっております。

2006年4月製作 SHOVEL その⑦

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写真左上より時計回りに
・完成画像をアップしました。タイヤはアームストロングパターンのインディアンタイヤ。流行のファイヤーストーンよりハイトが低く、全体をコンパクトに見せるのに一役かってます。アーリーショベルのエキパイを使った事でリアのマスターがきれいに内側に収りました。ウインカーはガイドタイプ。
・写真では解りにくいですが、タンクは違和感ないギリギリまで小さくなってます。ステップは英車のBSAの物を使用。欲を言えばリアマスターを旧型のWagner-Lockheedの物に換えたかったとこです。
・左側もスッキリシンプルにまとまりました。ベルトも3インチから、2インチへ換えました。クラッチも指一本で切れるほど軽く組んであります。
・いや~ホントいいのが出来ました。機関も絶好調だし、トルクフルで良く走るし、長距離でも疲れないし、(和歌山の陸事まで試乗がてら走りました)じっくり長く付き合うにはこういうバイクが最高なんじゃないかと思います。リジットフレームに対する風当たりが強い昨今、4速フレームでもイケてるボバーが出来ると言う事を証明出来たんではないでしょうか。

2006年4月製作 SHOVEL その⑥

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写真左上より時計回りに
・ついに完成。なんやかんや時間かかりました。やっぱり出来てしまうとそんなにイジってる様には見えませんが、いぶし銀な大人のカスタムが出来たのではないでしょうか。
・シートもいい感じの大きさと色に出来上がりました。メッキだったスプリングも一度ブラストを当てて暗い色になるように加工しました。いたる所のボルト類も同様の加工をしてあります。
・キックペダルも銅を使い製作。キックカバーもパン用のレプリカを表面のデコボコを削ってブラスト当ててパーカライジング風加工を施し良い雰囲気に。カバーのスタッドボルトとスプリングもパーカライジング(黒染めみたいな奴)オイルフィルターはあえてスピンオンタイプに。遠方の方なので、地元のショップでも簡単にフィルター交換出来るようにしました。
・グラスウール交換可能なグラスパックサイレンサー。低音が効いていて音は静か目、他のお客さんからも好評です。結構いい音します。ホイールはパウダーコートの半ツヤ仕上げ。スポークはステンレスにブラストを当てて、少しだけ磨きヤレた感じに仕上げました。

2006年4月製作 SHOVEL その⑤

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写真左上より時計回りに
・ナンバーステーも製作。フェンダーストラットはステンレスで製作。後にキャリアを作って簡単にナット2本で脱着出来るようにするので、鉄に塗装だとだんだん塗装がハゲハゲになってしまうので、あえてステン。
・フロントフェンダーのステー。裏側にもフェンダーのアールに沿った補強が長い目に2本入ってます。これだけでももちそうですが、この後下側にも振れ止めのステーを追加。
・パンヘッド純正タイプのオイルタンクですが、このショベルは後期のミッション(ロータリートップ)で、なおかつシート下を下げたので裏側を加工せねばなりません。ホント見えない手間の連続でございます。
これが完成したら違和感無さ過ぎて誰も気づかんやろな~。エキパイといい、タンクといい、フレーム加工といい・・・・
・タンクだけ先に塗装に出していたのが帰ってきました。COPPER{コッパー、カッパー}カラー(銅色)で塗りました。深みのあるメタリックです。このままだと少し浮いている様ですが、ここから全体をもっとダークにしていくので、キマルはずです。
リアマスターシリンダーの位置に注目、純正だとこの位置に付きます。なんかやけに前に出っ張ってます。しかし、アーリーショベルのエキパイを使った事によりもっと後ろまで下げることが出来、ミッドコントロールを作った時に操作性がアップするはずで、しかも見た目も良くなります。また解りにくいですが今からブラケットを作り直しです。

2006年4月製作 SHOVEL その④

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写真左上より時計回りに
・テールランプは銅と真鍮で製作、ステーもシンプルに作りました。
・シートはベースをアルミの真っ平らな状態からハンマーのみで叩き出しで製作。市販のベースや市販のシートは鉄板をただ2次元に曲げただけのものがほとんどで、長距離のツーリングではオケツが痛くて仕方ありませんが、こうしてオシリの骨の出っ張りをへこまして、オシリ全体を当たるようにして応力を分散させてやる事によって、格段に疲労が減ります。
・ほば完成。イングリッシュホイール(上下のローラーで挟んでグリグリする道具)あれば早いんやろな~・・・
・サイレンサーは初期ナックルのフィッシュテールをベースに、エンドは板金でフランジ加工し、写真には写ってないがインナー部は排気効率を考え、HP+のサイレンサーを使い、静かめにしたかったのでグラスウールを巻いて、しかも交換できるようにエンド半分が脱着出来るように加工してあります。

2006年4月製作 SHOVEL その③

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写真左上より時計回りに
・タンクとフェンダーを仮乗せ。タンクはパンヘッドのレプリカを更に詰めて、かつ低めにマウントタンクの内側のプレスラインは残したかったので結構複雑なカットになり、合わせて、板金して、削って、合わせての繰り返し。当然メーターダッシュのマウントも作り直したりで、結構時間かかりました。
・そしてシート下のフレームにもう一手間。リアサスのマウントをこんな感じにしました。これによってサス全体が後ろに下がり、うねるようなラインが74スプリンガーと違和感無くマッチするはずDEATH.
・そして全体。デュオグライドの丸パイプのスイングアームも候補にあったんですが、今回はリアサスの取り付け幅を左右で6センチ詰めてギリギリまでナローにしたかったので断念。ワンのオフで作れば究極なんですが。
・んで、サスを付けましたの図と、エキパイ製作中。エキパイはアーリーショベルのSパイプのタイプを使い、旧車度アップ。これも付いてしまうと何て事無いんですが、7箇所くらい切った貼ったで手間かかってます。でもこれを使いたかったんですよ。他にも理由があっての上です。

2006年4月製作 SHOVEL その②

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今回の製作にあたっての最大のポイントは、サス付きの4速フレームと74スプリンガーという普通ならミスマッチになりがちな組み合わせを、いかに無理なく自然に見せるかという事で、かつ、TC88のスプリンガーからの乗り換えでもストレス無く乗れるように、非常に解りにくく手間のかかった作業をしていく事になる。
写真左上より時計回りに
・その①のビフォーな写真を見てもらえれば解るように、ショベルのリアサスはシート下周りのフレームがほぼ90度に組まれており、その角にサスが付くことにより幾何学適な形になり、そのままだと74スプリンガーの自然なラインと違和感が生まれてしまう。そこでシート下のラインを作り直すことに。
・余分な部材を取り除きます。中間で接ぐのは強度的に不安なのでこの方法をとりました。
・シートレールを曲げていき、先ほどの穴の部分に突っ込んだ状態。この後周りを溶接していきます。
・全体図。リジッドフレームのような真っ直ぐなラインが出来ました。このままのラインでサスを付けて完全なリジッドのラインにするんじゃないかと、お思いの方もおられるかも知れませんが、その手法はすでに使われているのと、今回は、あたかも初めからそうで在ったかの様にしたいので、ここからさらに手を加えていきます。

2006年4月製作 SHOVEL その①

カスタム製作日記 第2弾です。パッと見何の変哲も無いようで、結構な手間がかかっている、4速フレームのボバーになります。
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写真左上より時計回りに
・ビフォーな状態、昔流行ったドラッグスタイルとでも言うのでしょうか。エンジン、ミッションは私の以前勤めていたショップで完全にオーバーホールしてあるのでひとまず安心です。
・あっという間にバラされました。オーダーは基本お任せで、オーナーの持ってきた資料を基に好みをイメージして、バイクに乗るときは基本的にロングツーリングということなのでフロントフェンダー有りの、前後16インチで74スプリンガー、色は派手すぎず、黒い服に似合う色でとの事。後は完全にお任せ。
・で持ってこられた資料がこれ。以前私が作った二台。この2台がとても好みだとの事で非常に嬉しい思いで、製作に取り掛かります。HOT BIKE 77号参照
・2002年頃作った奴です。これも結構、解りにくい所をこだわっているのでまた機会があれば詳細を紹介いたします。HOT BIKE 79号参照
この2台をベースに、オーナーにピタリとくる渋い大人のカスタムを目指します。

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