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79'FLH 1340 2008,4 Archive

79'FLH MOVIE

手抜きブログ

けっこう走りますよ~。

曲がれないケド・・・・


あとTシャツあと10枚ほどあります。ヨロピク

79'FLH 1340 2008,4 part⑩

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①思う存分いろんな角度から、はずかしめてやって下さい。
このスタイルならケツはドラムかな~、やっぱ。バナナもショベルらしくてアリやけど、右側スッキリさせたら、マフラーが際立つよな~

②コンパクトになり過ぎない様にコンパクトにしました。
こ汚いガレージチョッパな感じに仕上がりましたが、結構苦労して考えられて作られてるのが解っていただけたでしょうか?

③なんとか4月20日の女陰津には間に合いました。連日の徹夜作業でミスが無かったのが不思議なぐらいでしたが、この度いろいろチェックしたいので現在入庫しております。ベースがベースなだけに気になる部分もあるのでね。
ベース車探しは慎重にしましょうね~。もちろん相談に乗りますんで。

④この雰囲気作りが何より苦労するんです。でもいいバイクになったな~。

79'FLH 1340 2008,4 part⑨

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①このフロントブレーキを着けるが為に、ジョインツ2日前に徹夜して、前日やっと寝れるかと思ったら再び徹夜して当日の朝8時までかかってしまった、いわく付きなパーツ。
今風に言えばビンテージMX(モトクロス)用、悪く言えば74ドラム買う予算が無いが為に採用したパーツ。シャフトやリンケージをきっちり作ったので手間がかかり過ぎて、どっこいどっこいな感じになりましたが・・でもまぁ、なかなかいい感G↑なんじゃないでしょうか。
ロッカーの部分をWLの様に内側に組んでみました。これでパッと見ナローな感じに見え、わずかながらシャフトが短くなったので、シャフトにかかる負担も減るかな?って感じデス。
うん、これはパクられそーだな。

②とある日の夜中、おもむろに何かにとりつかれたかの様に作ったハンドル。このハンドルありきでこのバイクは作られました。あんまり制約が無い時の方が、いい物が出来る事が多いですね。
頭の悪そうな意味でチョイ悪な感じの、左右の色違いのグリップ。名付けてチグハグリップ!・・・
このバイクで唯一、高価なGUIDEのフォグランプ。中世の騎士の様な、はたまた昔の潜水服のカブリ物のような怪しさ満点です。
ところで、昔の潜水服ってカッコイイですよね~。暇があったら検索してみて下さい。

③悪悪(ワルワル)Sパイプアップスイープ、なマフラー。SパイプのエキパイにSパイプのサイレンサーでドSな感じに仕上がりました。
小さなオシャレですが、キックアームはパン用を使いました。ショベル用より細くてセクシー、そしてオフセット(横への張り出し)が少ないのでオシャレにキマります。キックペダルはベーッシックながら、これ以上デザインする必要が無いと思わせるナックル用を採用。
ちなみにキックアームがボルト締めこんでもガタガタなのをよく見ますが、カチッとガタ無しで組むやり方があるので、気になる方は聞いて下さいね。

④サイドスタンドやマウントなどあちこち安っぽいメッキでピカピカしていた部分も、安物なんちゃってパーカライジング加工でいい雰囲気にして、、
はい!完成!!
言う事ナシなカッコよさだと思いますが、だんだんと汚くなっていく息子のバイクに両親が涙している姿が浮かびます。
でも、こう見えても入庫前とは比べ物にならないくらい調子良く、そして乗り易くなってるはずです。努力の跡を汚れで隠しているだけですから・・・ つづく

79'FLH 1340 2008,4 part⑧

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①ステップはチープなB・S・W(バー&シールド&ウイング・・・勝手に命名)タイプ。やれ感が良かったので採用。ステップマウントも強度を持たせつつオリジナルなデザインの凸断面の物を亜鉛で表面を仕上げました。これも案外手間かかるんです。

②リアフェンダーのマウント部分もさりげないですがワンオフでデザインしました。フェンダーの質感を殺さないよう計算された形が昭和を感じさせます。今回のリアフェンダー周りのテーマは昭和です。
ウインカーは当店オリジナル??のGUIDE社DH-49タイプ。パッと見本物と間違われるそうです。(本人談)でもそれはバイクがイケてるからでしょう。モデル級の美人がフェイクのブランド物を持っていても気づかないのと同じ様なものです。

③フェンダー上部のマウントも抜かりありません。マイナスねじ&リベットフェチの私はすかさずこういった所で使います。グネグネねじったステーは派手さで勝ちますが、こういったステーの方が時間と手間がかかるのはこのHPを見ている方には言うまでもありません。
セクシーなヒップラインのリブフェンダーのサイドの深さも新鮮です。

④オイルタンクはパンの純正?ホースシュータイプ。オイルラインは布巻きタイプ。巷では神戸巻きや名古屋巻き、あゆがやれば鮎屋のあゆ巻き(これは滋賀の名産品)など言われてますが、やはり今は布巻きしかありません。ビニール系の質感は許せません。ビニールの配線チューブやタイラップも見える所は使わない、コレ常識ネ!ホースバンドがあと一歩なので今後、もっといい感じのに変えていきます。
タンクに張ってあるステッカーはオーナーがよく出没するというスケルティーさんのステッカーです(勝手に宣伝)

79'FLH 1340 2008,4 part⑦

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①エンジン降ろしたついでに、今のうちにやれる事をやっておきます。
ショベルはもともとプライマリー内にオイルを循環させていて、オープンプライマリーを組む際にそれらのオイルラインを外すのですが、この車両はその後処理が汚く、あちこちからホースがぴょろんぴょろん出ていたので、メクラなどを入れたりしてスッキリさせます。
そして、ついでなのでオイルポンプのカバーを規定トルクで増し締めしておきます。「あー、こんな気遣い解って貰えんやろうなぁ~」なんて思い、オイルラインのフィッティングを緩めようとすると、「ボキッ!」とフィッティングが折れました↓↓
でも、案の定、全てのボルトが緩んでいた(これだけで油圧が下がる事もある)ので、まあやっといて良かったと言う事で。

②溶接跡をきれいに消して(わざと一箇所は残したケド)、一度サンドブラストを当てます。このマフラーは塗装するのですが、塗装のノリを良くする為と今後、塗装が剥げて来た時に、メッキがチラチラ見えると雰囲気が壊れるので、手間だけどブラストを当てました。
リベット止めのステーも加工して位置も代えて、何気な感じながら雰囲気作りに一役買っております。
Sパイプのアップスイープ、悪悪でカッコ世ロスDEATH.

③今回の「やるつもりじゃないのに、ついついやっちゃった」シリーズ第二弾!配線引きなおし。
色んな色が丸見えで、燃えそうなくらい細い線多数、タイラップ、ビニテ使いまくりであまりに醜いのでついつい手を出してしまいました。
タンク下の見えない部分は、整備性を考えてカラフルにしながらも必要最低限にシンプルにまとめてみました。

④現在、直付けシートが付いているが、後々ベイツなどのソロシートに変えた時を想定して、シート下は布巻き配線を使い、極力スッキリさせました。
本数だけ多い、ごちゃごちゃ配線より、極力無駄を省き、長さやまとめ方まで計算しつくしたシンプル配線の方が何倍も大変なのは、やった人にしか解りません。

79'FLH 1340 2008,4 part⑥

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①はい!この写真、4月16日の昼過ぎ、つまりジョインツ前日まで3日も無い時なんです。時間と予算の都合上ここまでやるつもりは無かったんですが、や、や、やっちゃいました。もー後には引けません。

どーしても、フレーム後部のダッサくてゴツいバッテリーボックスや、いらないステーをきれいに落としたかったのと、新たに作ったステー類を裏までしっかり溶接したかったので、ついつい魔がさしてやっちゃいました↓↓

②おもむろに外されたパーツたち。ついでにこの状態でチェックできる事はやっておき鱒。

③ただでさえ時間が無いのに、ここで問題発生!!フロントフォークが動かないのと、ステムベアリングがイってるのは想定内だったのですが、このフォーク、ボールベアリング用のにテーパーローラーベアリングを無理矢理放り込んで(ちゃんとしたやり方もある)、ステムベアリングを抑えるナットとカラーが別体でシャフト径に対してガッタガタな状態で組まれてました。
つまり、フォークに常にストレスがかかっており、フロントが暴れる要因にもつながってるんです。

④フロントとリアの4本のレッグも歪んでいるので(社外フォークでよくある事、ポン付けはいけまへん!)、できればフォークごと交換したいとこですが、ステムシャフトを修正して、フォークもアライメントを出して、ロッカー部分も旋盤で軸を修正、クリアランス出しして、店に在庫してたクラウンナットをテーパー用にショート加工して、やっとまともなフォークに生まれ変わりました。

よく、「ショベルでこんなカスタムしたらいくらかかりますか?大体でいいんですけど」って聞かれますが、エンジン、ミッション、車体周りをすべて完璧にしたかったら、ベース車の善し悪しによって+-100万以上変わる事があります。つまり一般的な大体という言葉の範囲での見積もりは、はっきり言ってムズカシイです。(まれに例外もあります)

でも、予算はいくらでもいいって人もそうそう居ないというのも事実です(少なくともうちにはまだ居ません)。だから多くの場合は過去の例の参考と、オーナーのキャパとで入念に話し合い、作業を進めていく中でこれは修理、交換するか、今回はそのままでいくかなど相談しながら進めて行くスタンスでやってます。

79'FLH 1340 2008,4 part⑤

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①それでは小物を作っていきマッス。テールランプは正体不明の、これまた土に還りそうなぐらいサッビサビなレンズが紫のあやしーヤツ。
補修して、ステーもシンプルに、そしてマイナスねじフェチの私としてはこういった部分はすかさずマイナスねじを使います。ちょっとした事ですが、全体の雰囲気作りにはかかせません。

②今回のカスタムの方向性としては×なロータリートップの後期ミッション。元は変なリンケージがついておりジョッキーを付けるには?な感じなんです。しかし今回、リンク無しの直でこんな感じで付けるとあたかもナックルやパンの入れ込みトップの様な雰囲気に出来ました。
シフトレバーはショベルのクラッチアームをドリルドして付けました。これまたカッコイー!ノブはテールと合わせた訳じゃ無いけど、少し紫なグラスノブを採用。

③そして、このバイクはフレーム側のメーターマウントがバッサリ切り落とされていたので、わざわざメーターマウントを付け直し、溶接跡も鋳物風ペイントで自然に仕上げました。タンクマウントも鋳物風に製作。

④タンクが乗ると、こ~んなにも自然な感じで溶け込んで、苦労の跡まで溶け込んでしまいました↓↓

79'FLH 1340 2008,4 part④

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①さあここからが、もひとつ地味な作業の始まりです。サンドブラスト(設備紹介 その1の左下)で土に返りそうな程サビたフェンダーをキレイにします。左・ビフォー、右・アフター

②そしてすでに土に還ってしまって穴が開いてる部分を四角く切り抜いて、そのサイズに新たな鉄板を切り出します。もう、カスタムというよりレストアの域です。これでまた一つ地球のゴミが減りました。

③そして、溶接。元の金属の状態が悪いのでちょっとムズかったです。
このフェンダーはもともとフロントフェンダーで、フォークのマウント部分が内側に幅が狭くなっておりタイヤに当たるので、その部分を切って合わせて板金でラインを出して溶接しました。(ちょっと解りにくいかな?)
今回、元のフェンダーのヤレた塗装を生かすので、最低限だけ塗装をはがして溶接しました。

④その溶接跡をスムージング。今回あえてパテは使いません。

79'FLH 1340 2008,4 part③

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ハイ!なんだかいきなり形になってますが、全部乗せただけの仮組み状態です。

なにやらいっぱい写真がありますが、ハイレベル間違い探しではありません。

今回、エキパイにアーリーショベル用のSパイプのタイプを使ったのですが、アップスイープのサイレンサー部分にもSパイプを使ってみました。

この日はひたすらサイレンサーの長さと角度、それに合わせたタンクの取り付け位置を探ってました。三脚でカメラを固定して、ちょっとずつ位置を変えながらベストな位置を探ります。2in1の連結の手前でも4.5ヶ所切り込みを入れて上に角度を付けてあるし、サイレンサー手前の曲がりもちょっとずつ切り込みを入れて、徐々にカチ上げ加減をみながら作りました。出来てしまえば何でもないエキパイですが、全部で16箇所程切って、溶接して、スムージングして仕上げてあります。

こういったキワ物パーツを付ける時は、付け方一つでカッコ良くもダサくもなるので、非常に気を使います。定番パーツは誰が付けてもバランス良く付けれますが、B級キワ物パーツをバランスが良いのか、悪いのかのギリギリの所で付けるの程難しい事はありません。

79'FLH 1340 2008,4 part②

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①クラッッチハブのベアリングが焼きついて、1速に「ガッツン!!」と入れるとグイグイ前へ前へと行こうとするクラッチ周り、スーサイドも足置き場が無く、9割遊びでちょこっと離すとジャダー出まくりで「ドカンッ!!」と繋がる、超上級者向けなハード・スーサイドクラッチ。もうちょっと、スーイ・スーイサイドなクラッティーにして行きましょう。

②約9.5mmの穴に、8ミリのボルトで止まっている(止まってねーよ)なブレーキトルクロッド。前後にガタガタ動いちゃうので、今にもブッチ切れそーDEATH。
ちなみに、純正のドラムのロッドの穴を使って、キャリパーを付けると強度的にも不安だし、ブレーキを握った時にフォークが伸びるので、もっと別な方法で着ければ、手間がかかりますが、安全にディスクブレーキが付けれます。って、言っておきながら、今回はドラムでいきます。

③今回の、カスタムの方向性に合わないのでブレーキペダルも作り直しです。6mmの鉄板を切り出して。・・・

④油圧ドラムの年式の純正の様な形に作り直しました。

79'FLH 1340 2008,4 part①

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①はい、まずはビフォーな状態。

今回はちょっと少し気付いた点があるので、(おのおの予算等、諸事情もあるかと思うので、別に誰が悪いとかそういった低次元の話をするつもりは毛頭御座いません。)念の為ちょっと隠しマース。その他のパーツも交換してありマス。

②注文は右出しだったのに、なぜか左出しであがって来たというマフラー。ピンピンにチェーンが張ってあるにもかかわらず、走行時に当たりっぱなしのチェーンがビートを刻むロックなマフラー。
全長が長いうえに、後ろに一ヶ所のペラペラなステーだけで止まっているだけなので、エンジンかけるとブルンブルンと勇ましく揺れていました。
マフラーが揺れると取り付けが緩むばかりでなく、貴重な純正ヘッドの差込部がガタガタになるので、マフラーは正しいステーを付けましょう。
③右カーブは10km/hで安全走行でお願いします。な、ハードコアな取り回し。
④まずは溝の無いフロントタイヤを換えるっぺ、と外した所、エボのホイールとは思えないサビ↓↓
ひたすらサビを落とすこと40分。よーし、あと少しだべやと思ったその時!!。。。チ~~ン・・・・↓↓↓
なホイール。先が思いやられマス・・・
フロントに対して、リアはフェンダーのボルトによって溝が増えていたので交換X
機関の方も中々ハードで、ケッチンきまくり、かかっても吹けずギクシャクして走れない、クラッチ切れない、フロントはスプリンガー風リジッド、リアのトルクロッドのナットは割りピンなしで手で回るし、ちょっと乗ると一次ベルトがピンピンに張るし、あー、今回はここまで。
要するに相当ハードな人にしか乗りこなせませんので、今回はもっとソフトな感じにして行きましょう!!

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