Home > 79'FLH 1340 2008,4 > 79'FLH 1340 2008,4 part⑥

79'FLH 1340 2008,4 part⑥

police-6.jpg
①はい!この写真、4月16日の昼過ぎ、つまりジョインツ前日まで3日も無い時なんです。時間と予算の都合上ここまでやるつもりは無かったんですが、や、や、やっちゃいました。もー後には引けません。

どーしても、フレーム後部のダッサくてゴツいバッテリーボックスや、いらないステーをきれいに落としたかったのと、新たに作ったステー類を裏までしっかり溶接したかったので、ついつい魔がさしてやっちゃいました↓↓

②おもむろに外されたパーツたち。ついでにこの状態でチェックできる事はやっておき鱒。

③ただでさえ時間が無いのに、ここで問題発生!!フロントフォークが動かないのと、ステムベアリングがイってるのは想定内だったのですが、このフォーク、ボールベアリング用のにテーパーローラーベアリングを無理矢理放り込んで(ちゃんとしたやり方もある)、ステムベアリングを抑えるナットとカラーが別体でシャフト径に対してガッタガタな状態で組まれてました。
つまり、フォークに常にストレスがかかっており、フロントが暴れる要因にもつながってるんです。

④フロントとリアの4本のレッグも歪んでいるので(社外フォークでよくある事、ポン付けはいけまへん!)、できればフォークごと交換したいとこですが、ステムシャフトを修正して、フォークもアライメントを出して、ロッカー部分も旋盤で軸を修正、クリアランス出しして、店に在庫してたクラウンナットをテーパー用にショート加工して、やっとまともなフォークに生まれ変わりました。

よく、「ショベルでこんなカスタムしたらいくらかかりますか?大体でいいんですけど」って聞かれますが、エンジン、ミッション、車体周りをすべて完璧にしたかったら、ベース車の善し悪しによって+-100万以上変わる事があります。つまり一般的な大体という言葉の範囲での見積もりは、はっきり言ってムズカシイです。(まれに例外もあります)

でも、予算はいくらでもいいって人もそうそう居ないというのも事実です(少なくともうちにはまだ居ません)。だから多くの場合は過去の例の参考と、オーナーのキャパとで入念に話し合い、作業を進めていく中でこれは修理、交換するか、今回はそのままでいくかなど相談しながら進めて行くスタンスでやってます。

Home > 79'FLH 1340 2008,4 > 79'FLH 1340 2008,4 part⑥

Search
Feeds

Page Top