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97'FLSTC Bobber 2013,3 Archive
97'FLSTC Bobber 2013,3 part⑤
- 2013-06-20 (木)
- 97'FLSTC Bobber 2013,3
エボリューションが更にエボリューション(進化)いたしました。
通勤でも使える様にと、ノーマルのヘリテイジよりは随分スリムな車体。
でも程々にどっしり感を残してあるのである。
DKB(大神戸)製のリブミラーとグリップが付いている。これは前から。
今回追加したアクスルキャップがハブキャップを引き立てております。
部品の変更率はさほどでもないのだが、何がここまで変化をもたらしたのか、、それは製作者も知る由(よし)も無い。
格好良い感じの文章だけど完全にビルダー失格ですね。
ただ「あかんやないかい!」とツッこんでほしかったのです。
どの割合でブラックアウトするかは、※1"ブラックアウトビルダー"の腕の見せどころでもある。
前から付けていたホイールキャップも今回の急遽のカスタムを知っていたかの様な佇まいである。
※1 HD正規販売店にいる、クロームコンサルタントとクロームビルダーに対抗
「こっ、これはアホガーホーンではないか・・・」
完全に"ノリ"の部分だけで付けました。
昔の私なら頼まれても「アホガー!」ツって断ってましたが、今は"ノリ"って大事だなって思うので採用しました。
造形やバランスの話ならともかく、他人が他者のバイクの"ノリ" や "世界観"の部分を否定する事などできるはずもありません。
赤を希望されましたが、この色で正解だったと思います。
「だってホーンも赤いし・・・」
70'sオビナタスペシャルのスペシャルパーツ。
VARDフォークやISLANDのエキゾーストが超高額で取り引きされている中、誰も知らないMADE IN JAPANのおっちゃんハーレー用パーツ。
「"激レア"って言葉がもう既に"激レア"ではなくなったこの時代、感性のズレを信じようではないか」みたいな。
車の中古車屋なら嫌われるレンズの黄ばみも、この時ばかりは誇らしげであります。
「ビンテージフォグはカッコイイけど、なんか避けたい」との要望に答えるべく採用した、なんか15年くらい前はチョイチョイみたベイツタイプのライト。
今のより微妙にいい造形しております。
完成後、オイルタンク周りに何かもう一つヤラしさが足らなかったのでやってみました。
ガラスノブを使い方間違っちゃいました~part2 ゆう感じです。でも結構気に入っております。
ツボを押さえて、ライトな感じでやらせて頂きましたが、「こんでええんでないか?」ぐらいにはなったんではないかと思います。
いやいや十分カッコ良くなりました。
それでは御観覧ありがとうございました。
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97'FLSTC Bobber 2013,3 part④
- 2013-06-19 (水)
- 97'FLSTC Bobber 2013,3
ブログ書いてる暇ない忙しさですが、書きます。書き終わる頃には空が明るくなっている事でしょう。(てかほぼ毎日ですが・・・)
さあ、もう仕上げの段階です。
やってる側も観る側もあんまりおもんないですが、書きます。
なんか汚いバイクのイメージがあるとか無いとかいう当店の製作車両ですが、(一部を除き)完成時はけっこうキレイなんです。
基本、オマカセでしたが、この塗り分けなど、チョイチョイオーナーの要望を入れております。
シッカリ相談しながらの上進めていきます。
芯線をクリクリと丸めて・・・・
途中でウインカーの線を繋ぐのがなんか嫌なので、こうして根元から一本で引き直しているのを誰にも気付かれないので、アピールの図。
機能的には何も良くなりませんが、気分的に良くなります。
で配線を通すのですが、こんな所にもトラブルの種発見!の見本。
擦り切れて漏れちゃいますよ!(電気がね)
知性と包容力を兼ね備えた配線でございます。(書いててまったく意味が解りませんが・・・)
なんか、メンテナンスのコーナーを途中でブッこんだみたいになって来ましたね。
雰囲気のでたクロッカーテール(短小加工済み)ですが、レンズが(ガラスレンズなのに)イマイチ雰囲気ありません。
フルカスタムの製作記録でここまで載せると記事が膨大になるので載せてませんでしたが、普段からこの辺まで気を使っているのです。
(対人関係ではあまり気を使えない私めですが)
鋳物なキャブカバーも全体のイメージに合わせて、この後仕上げます
タケコプター(チョーク)の奥にはオリジナルアイドルスクリューがチラ見えしております。
量産しようと材料を仕入れてあるのですが、じぇんじェん手が付けれません・・・・・・・・・・・・・・・・・・・頑張ります。
塗上がってきたフェンダーがイメージと違い、(納車日を無視して)塗り直して貰ったりしながらも・・・・
てか、ちっちゃいな!オイ!!
てな訳で、次号詳細を載せます。
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97'FLSTC Bobber 2013,3 part③
- 2013-06-15 (土)
- 97'FLSTC Bobber 2013,3
テールはクロッカーテールを使うのですが、諸事情により誠に勝手ながら加工致します。
こー見えても、只々ピカらす為にやってるのではなく、程良いさじ加減で"質感"を念じながら出してゆきます。
心の中で、「出でよ!質感!!」と念じる事が大切です。
いたって真面目に言ってるんですよ。
タイダウンで縛って何をしているかと言うと、リアショックを1本抜いて(かなり柔らかくなる)フルボトム状態を仮想しておるのです。
ホラ、こういう所がヤバイのがよく判る様になります。
勿論フェンダーとタイヤのクリアランスもチェック。4速ショベルなどのツインショックモデルもこのように1本リアショックを外してタイダウンで縛れば簡単にフルボトムします。
リア周りはこんな感じで、センタースタンドも敢えてというか、私の中では"必然"として装備しました。
~恋のテクニック中級編~ 「偶然と見せかけての必然」というヤツです。
フェンダーも、安易に行くならノーマルフェンダーをカットなのですが、パン~初期ショベルのヒンジ付き&サイドのフチ付きタイプをヒンジの所で外しました仕様。にしました。
人からしたら僅かな違い。当人からしたら大きな違い。
カスタムってそんなもんっしょ!?
みたいな・・・
前回のSUのファンネルもここでネタバレです。(実は既にチラっと写ってましたが)
シガーマフラーのエンドチップに間違って使っちゃいました♥
フロントからサイドにリブというかフチのあるコヤツを使います。
実はコレ、セルフタイマーで撮っております。部品を格好良く付ける為に、セルフのシャッター押して慌てて位置決めするというカッコ悪い事を、夜中のオーセンティック工場内では行われているのであります。
炙ります。上下左右に曲げてピッタリタイヤの中心にフェンダーが来る様に曲げては合わせてとメンOクサイのですがそれを説明するのはもっとメンドOサイので・・・
アッサリ書きすぎると簡単に出来ると思われてしまうし、しっかり説明するとウルサクなってしまうし、其の辺の塩梅がムズカシイのです。
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97'FLSTC Bobber 2013,3 part②
- 2013-06-12 (水)
- 97'FLSTC Bobber 2013,3
ファーストインプレッションでは字を大きく入れてみたいなと。
ターコイズの腐ったみたいな色か、赤系のリボンとか・・・
5~60年代なピンストをザックリ入れるか・・・
こんな感じのファイヤーにしてみるか・・・
ペインターに丸投げは未だかつてした事無いが、ホント悩んでる時間が勿体無い。
連続写真だとアレですが、実悩み時間(実作業時間的な感じ)48時間以上は悩んでる。割が合わない基準、JNJ48です。
なかなか良いのが描けない
おっっ!上手に描けた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
更にどうでもいいけど、描けるって字と猫って字は似てるなぁ
もう訳解らんのでタンク横の図柄より気になる、タンクの幅自体について考えてみる。
やりたかったもんで白にしたものの、膨張色で余計に大きく見える。
なのでラインを入れて少しでも視覚効果で、小さく見える様に。
女子で言うところの、小顔に見える小顔メイクみたいんもんです。
太ラインの内側に細ラインでいこうか?
こんな感じで区切るとエキゾチック感が2.7倍になります。(モチロン当社比ってヤツです)
ポリネシアン・タトゥーの様です。あくまで私の勝手なイメージです。
やっぱり、デカ過ぎじゃね?くらい文字をデカく入れる方向で決定しました。
ちなみに、白いタンクで油性マジックで書くと跡が残るはず。なのでホワイトボード用マーカーで書いたり消したりしております。
関係ないですが、今回ノーマルのCVキャブから、S&SのEキャブに換えます。
そしてSUキャブのファンネルを加工して・・・
つづく
97'FLSTC Bobber 2013,3 part①
- 2013-06-09 (日)
- 97'FLSTC Bobber 2013,3
バイクの事を書かねばという事で、製作記録行ってみます。
まず、お約束のビフォーの状態
去年のニューオーダーでの一コマ。
今回は割とライト目なカスタムで、軽いノリと悪ノリを含んだガレージビルド的な、いやそんな事もないけど制限もイロイロあったりで、とか言いつつナンダカンダで私の好きな感じでササッとやりたい様にヤッちゃいました的なカンジでやらせて頂きました。
「何事も、形から入って行くのが何より大切なのである。ガレージビルドと言っておいて、ガレージで作らなくて何がガレージビルドか!!」
な訳はなく、フロント周りが旅立っている間、店内の作業スペースに置いておけないので時々やる手。
意思疎通が完全に出来ている二人なので(お客さんと私って事です)塗装もオマカセでって事です。モチロン却下されたらヤリ直しという程良い緊張感も、もれなくついて来ております。
ペイント屋さんに見本を見せ、白ラメでって事でサンプルを塗ってきてもらったの図。
その後、「もうちっとアレがこうで、ラメはどれを使って」とか言って、更に煮詰める。
せっかく仕入れて貰ったホワイトフレークは却下するというドSっぷりを今回も発揮しました。
帰って来たフロント周りを早速組み付け(勿論ベアリング交換などオーバーホールをしてからです)、この後ビミョーにローダウンを施しバランスを取る。
タンクが真っ白に写ってますが、実物と全然違う風に撮れてしまった・・・ネットでは伝えるのに限界があります。
ステップ周りは大層な事はしませんが、元のフットボードはだいぶアレなので、ショベル用のオーバルタイプが着くようにねじ付きカラーを製作。
はしませんが、ぶった切ったの図
これは切る前の写真。
マフラーとのこの隙間・・・・「許せん!」→バッサリ
これは完全に私のミスです。先に当てがってから溶接すれば良かった。
そして作り直していい感じに収まる。が、写真無しなのでいい感じに収まった感じを頭に描いて、他人事なのに何故かニンマリしたりしておいて下さい。
ブレーキペダルは何もしないでおこうかと思ってましたが、魔が差して穴あけ加工
part②へつづく
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