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電装系 Archive

RGB

書きたい事とか溜まった写真はいっぱいあるけど、作業が後手後手でオクレオクレでブログ書く気力がアンダー気味なので今回も手抜きブログです。


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たまに聞かれるシリーズ

「あの赤いヘッドライトはやっぱ赤く光るんですか?」

この車両の製作記録にもちょこっと書いたけど、白っぽく光るように工夫しております。

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ホレこのとおり

しかも、そこそこの光量を保っております。

赤く光って、対向車に「テールランプがこっちに向かって来る~」って思わせるのは危ないですからね。

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周りは少し赤みがかってますが、中心部分はほぼ白いです。

色の三原色は、色を混ぜれば混ぜるだけ黒に近くなる。
光の三原色は、色を混ぜれば混ぜるだけ白に近くなる。

そーゆう事です。

おわり


関係ないけど、日本で初めてバチスタ手術を成功させた医師の話。

本物のお医者さん。技術は人柄とはよく言ったものだ。

レギュ&アース略して[レギュアス]

レギュレターの取り付け時にはちゃんとアースを取りましょう。ってネタは前にやりましたよね?

過去記事→ 「レギュ&アースか」参照(これで予習してから見てね♥)

前回の記事ではレギュレター本体にアースを取る用のタップ穴が空いてあるタイプの物のみの説明でしたが、今回は「アース用の穴が無いタイプの物はどうしたらちゃんとアースが取れまんねん?」
という疑問にお答えします。


これは他所さんの車両。

「おっ!ちゃんと別でアース取ってんじゃん」と喜んではいけません。

ドライバーで指してる面は塗装がしてあり(画像はクリックで拡大します)、ちゃんとアースが取れないので、これじゃあ別でアース線取ってる意味がありまシぇん。


先程の塗装面の塗装をはがすのも手ですが、このように裏面のココをペーパーなどで汚れを落とします。


そして歯付座金(スターワッシャーとかも言うギザギザの食いつく感じのアレ)をかまして食い込ませて確実にアースを取ります。


そして、この時点でボルト&ナットでしっかり締め付けます。(普通はここにナットは入らない)

ここまではアースは完璧ですね。


そしてフレーム側へのアースですが、この様に直接タップを切って止める方が100倍効果的です。(当社比)

どの部分のアースもそうですが、ボルトナットで挟み込むよりフレームに直接ネジ山切る方が確実なアースが得られます。


これが始めの状態。

よく見ると、レギュレター本体とブラケット(ステー)の間にスゲー隙間あるのが解ります。

実はこれ、アースをちゃんと取ろうという思いが強すぎて、ボルトをグイグイ締めていくと・・・・


バキッ!!

っとこの様になる事があります。(写真は資料用)

これは、思春期における恋で相手を好きな思いが強すぎて、グイグイとアプローチし過ぎて、嫌われて心がバキッ!!となるのと同じシステムになっております。


ここで先程の"ナット先入れ法"が役に立つっちゅー訳!ガッチリ締め込めます。

まさに一石五鳥!!


ウソです、盛りすぎました。一石二鳥でございます。

もう漏らしません

自分でやる人達に、何気に人気があるらしい「メンテナンス」のコーナー。

今回は初級編かつ、地味な内容となっております。


上の写真は「配線を延長しました」な図。byオーセンテイツク。


この写真は「配線延長しました」byどっかの誰か。

よく見るとゴツゴツした部分の一部の収縮チューブが破れております。
危ないっ!漏れちゃいますよ。下手したら。電気が。

なので綺麗にハンダづけしましょうね。

終わり


ってな訳にはいかないので、いくつか方法を例にあげます。


キレイなハンダ付けの必需品。「勝手に持ってる君"改"」

正式名称が解りません。暇な人は洗濯バサミとか針金とか、木とかで作ってみるのもどうでしょうか?

この様な物を使い、両手をフリーにするとやり易いです。ミニスイッチへのハンダ付けとかも楽にキレイに出来ることでしょう。


ほんで、なぜか配線の色が変わってますが、こんな感じで完了。


ささくれ的な物が出来てたり、ボコボコになってたりしたら、この様にプライヤー(ペンチって言わない所がプロっぽい)などで押さえつけるとイイですよ。

んで収縮チューブで覆えば、一番初めの写真の様にキレイに出来ます。
(はい、ここで一番上の写真を確認ですよ!)


自身のない方や(恋愛に対してとかそういうのじゃないよ)この場所は特に漏れては困る(もちろん電気が)様な所は、二重にするというのも手ですが・・・


左の防水タイプの収縮チューブを使えば、かなり肉厚なので"もう絶対に漏らしません宣言"を高らかにしていただけます。


この様に、熱を加えるとノリがはみ出して("ノリで、ハミ出して"ではない)、完全防水&肉厚なので漏電の恐れから開放となります。

「防水 熱収縮チューブ」で検索!(しても私は1円も儲かりませんが・・・)


とまあ、ただハンダ付けして絶縁するだけという内容に、長々と記事を書いてしまったのですが、この様な些細な事から気をつけると、トラブルは減りますよってに。
という事でした。

修理屋さん

小ネタです。

こんな物も修理可能ですよ的なヤツです。


どういう訳かポッキリいっちゃったクラッチハブのスタッド。

通常ならハブをアッセンで交換な所ですが、今回は修理でいきます。


スタッドが折れてるので、プーラーもそのままじゃかからないので、この様にクランプをかまして外します。


折れていたスタッドと、生まれ変わったクラッチハブ。

2本折れていたのですが、その他のスタッドも怪しいのがあったので対策しておきました。


続いてはラビットの鍵がポッキリいっちゃいました。


真鍮で出来てるので、真鍮溶接しました。

鍍金落とさなかったのでチョイと沸いちゃいましたが、シッカリついたかと思います。でももう一回折れたら嫌なので、溝の部分はそのままにしておきました。(削っても大丈夫そうだが、めんどい・・・)


見事復活。


縁石にぶつけて曲がったり傷ついたビレット系のステップ。

溶接で盛って削り始めてるの図


チェンジペグも同様に


ネジ山修正して、削って磨いてキレイになりました。

川村整形外科ちゅう感じです。


10何年か前にこの仕事始めた頃に作らせて貰ったビレットっぽいミッドコントロール。

ショボイ旋盤と手フライスで作ったハンドメイド、ブレーキの軸部分やリンケージの軸にはニードルベアリングが入っております。
今見るとデザインセンスがアレですが当時としては頑張ったかな?

こうやって直して使ってもらえるとありがたい。


いつぞやのクシャったテントも・・・


ハイスロに向けて直しておきました。


とまぁ、アンマおもんないネタでしたが、こんな事も出来ますよちゅう感じです。
その他にも色んなモノがもしかしたら修理可能かも知れませんので、一度相談してみて下さい。

場合によっては「新品買った方が早いですよ」とか言っちゃいますが、「それでもコイツを直して使いたい」とか言われたら頑張っちゃいます。

レギュ&アースか

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連続で修理系の解りにくい内容ですが、大事な事ですのでお付き合いください。

今回はレギュレターを取り付ける際に「もうひと仕事しておくと、トラブルが減りますよ」的な事を書きます。

ハーレーのレギュレターはいまどきのバイクからしたら考えられませんが、アースをボディーアースだけで取っています。
余計なお世話かも知れませんが、当方に整備などで入って来るヨソから来る車両のほとんどは例によって"ボディーアース派"な者たちばかりなのです。

当店では、新たに取り付ける場合は必ずこれら作業をしてから取り付けておりますので参考までにどうぞ。

①CCI等のレギュレターの裏には、この様に穴が開いております。

この穴はなんかっつーと、ってタップで指さしている時点でバレまくりかも知れませんが、この穴にタップでネジ山を切ってアース線を取りだす為の下穴が御親切に開いております。

②「穴があったらネジ入れてみたい」と昔の人が言っていたので、迷わずにSAY YESな感じでネジ込みましょう。
この穴が「余計な物など無いよね」な、事が解っていただけましたでしょうか?

ちなみに、アースを取りたい所にはロックタイトは塗りません。更には歯付座金(スターワッシャーとかも言うギザギザの食いつく感じのアレ)を端子の裏に入れれば完璧です。

もう一方のアース端子はフレームに直付けでお願いします。

③新品のオルタネーターと、レギュレターの組み合わせならまだいいのですが、大体のレギュレター交換の場合はオルタネーターは中古という事になります。

これは青春時代の恋において、いくらこちら側が新鮮な気持ちでも、相手はだいたい中古だという確率ぐらいの感じです。

そんな話はどーでもいいんですが、私はいきなりブッ挿すなんて荒っぽい事は致しません。(ここはこれ以上タメさん的な感じにならぬ様にグッとガマンです)
オス側を(年式によって違う)このように先の細い物で少し広げてやると、少しキツイぐらいのグッドなフィット感になります。
ここがユルユルだと、スパークが飛んで故障の確率が増えるのでは?と私は思います。

④大体、中古側の端子は汚れているので、ワイヤーブラシ&パーツクリーナーでキレイにしましょう。

最後に、接点用のコンタクトグリスを塗って完璧です。

ここまで完璧にやればコネクターを抑える金具は必要無いと私は思っております。


これまた、テキトーにやる3倍くらい時間がかかりましたが、これまたトラブル発生率減少につながったのではないでしょうか?

10年前くらいからこの方法をやり始めてから、レギュレターのパンクのトラブルで帰って来たのはほとんど記憶にありません。(記憶力の問題かも知れませんが)

レギュレターにはアース線、レギュ&アースで覚えておいて下さい。

ちょっとした事

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配線のトラブルでよくあるものの一つに、リアフェンダー裏の配線がタイヤと擦れてリーク(漏電)してしまう事があります。

フェンダー裏は泥水がジャンジャンかかるので、カー用品店などで買える市販の配線止めなどを使うと、じきに剥がれ落ちてしまいます。
ひどい物ではガムテープで止めているだけなんて物も見た事があります。

それではいかんので、過去に作った車両では、フェンダー裏のアールに合わせたパイプを溶接で止めたりなど、ずいぶん手間のかかった事をしていました。

①でも、そんなところに手間をかけ過ぎて、請求額もハイプライスになりすぎては、お客さんからすれば嬉しく無い事も多いだろうという事で、今回ちょっとした工具(金型)を作る事にしました。
材料は加工しやすい真鍮で製作開始です。

②真鍮棒に穴を開け、カットして、この後、削り出した棒をロウ付けして、溝を掘り、位置決めピンを入れて・・・・・なんやかんやで出来たのが

③これです。

長方形(*超包茎では無い)に切り出した薄板を、油圧プレスでクイクイっと押し出しますと、写真手前のような物体が出来上がります。

まとめて大量に作っておけば作業効率もアップでございます。

④こんな感じで、フェンダー裏にチョチョいっと溶接します。高さも低いので、フェンダーとタイヤの隙間がギリギリな車両にも使えます。

まさにシンプルisベスト(*サンプルwithベストでは無い)!!イッツ・オールドスクールじゃ~ん、な感じになりました。

たかが配線

haisen.jpg
①当店で主に配線の作業に使う工具と端子類です。

端子はHITACHI製を使っています。肉厚があり、鍍金の表面処理をしてあるので長い年数がたっても腐食しにくく耐久性が高いです。

工具はIZUMI(34S、F200など)の電工ペンチを使っております。これがなかなか売っておらず、しかも一本2万前後もするのであまり見かけませんが、今まで使った中でも最高に使いやすいでのでずっと愛用しております。

②配線も国産のYAZAKIの物を使っています。安物の配線と比べれば結構値段が違いますが、長く使えばその良さが解ります。

③このIZUMIのF200は片手でギボシを同時にカシメれるのが特徴で、仕上がりも綺麗です。安物端子を安物工具でカシメると、配線を引っ張っただけで端子ごと抜けてしまう、なんて事もよくある話です。

こういった事をちゃんとやるだけで、トラブルを引き起こす確率は減って行くので見逃せない部分でもあります。

ちゃんとやっているショップからすれば当たり前の事なのですが、カスタムバイクなどを見ていると丸型端子のサイズが合っていなかったり、電気の流れる方向と、ギボシのオス、メスが適当だったり、配線のカバーが無く、配線が擦り切れていたりなど、基本的な事がやれてないバイクも多々見るので今回はこんな事を書いてみました。

④でもやっぱ旧車は見た目もね、って事で布巻き配線もストックを増やしております。

TRITON マグネトー

1ヶ月以上間が空いてしまいました。その間PCがぶっ壊れたりといろいろ・・・・・はい、言い訳です。

だいぶ前にやった仕事ですが、またマニアックな事をしてみました。
通常、マグネトー点火にはキルスイッチしかなく、メインキーが付けれないので隠しスイッチを付けるか、チェーンロックをするかってのが一般的ですが、やはりそれでは不便なので、ちょっと特殊なキーを使ってON-OFFがキーで操作出来る様にしてみました。
これはマグネトーユーザーにしか解らん喜びでしょうね~。
もちろん同じやり方でハーレーのマグネトーでも出来ます。

ついでに車両紹介的なアングルで撮ってみました。
車体はTRITON(トライトン)英車です。50、60年代当時最速と言われたトライアンフのエンジンを、当時ハンドリング等が最も優れていたNORTONのフレームに乗せた最強のカフェレーサー、て感じかな?
私自身、ハーレーを所有する前はむしろこのバイクの方が欲しかったぐらい魅力的なバイクです。
スミスのメーターにワンオフのステー、タンクはノートンのリタタイプ、別体ミッションに、CRツインキャブはスピゴットをワンオフ製作。同調、セッティングもバッチリ決まってものすげー速いDEATH.ワンオフマフラーは迫力ある音がします。
そしてマグネトー、ミッションは右側チェンジの逆シフト、つまり1速が上であとは下に踏み込んでいくタイプ。トマゼリの2本引きのスロットルホルダーに、ブレーキは4リーディングなので2本のワイヤーで引っ張ります。ドラムなのにフロントロックします。
そして今や入手困難なヴェロセットに付いていたエイボンカウル、ヘッドライトの前にもスクリーンがあるのがカッコよすぎです。
このバイク走ってる姿マジカッコイイですよ~。

思わぬ落とし穴

ちょっと日記を挟みます。
今日はヘッドライトの修理です。ヘッドライトがついたり消えたりして、あげくのはてに点かなくなったとの事で預かりました。フォグランプも点いたり消えたりするそうです。

以前エンジンをやった時にタンク下であちこち配線が繋がれており、オーナーいわく配線を引っ張ると点いたりしたと言われ、ヘッドライト周りにこれといった異常も見られないので、タンクを外すことに。

記憶通り、あちこちで繋いでるわ、分岐させてあるわで、これは一つ一つ調べていくしかありません。ビニールテープで巻いてある所を剥がしていき、配線を色んな方向に引っ張ったりしながらテスターで導通を調べたりして、何箇所か剥けてたり、ちゃんととまってない所を見つけ配線を引き直したりして対処しました。
そしてライトを点けるとみごと点灯!あとはボディーに組み込めば完成。そしてもう一度点灯!・・・・あれ!?点かない・・・・再びバラすが点かない。ボディーと端子が当たってないか?色々見てみてから点けると、また点灯!んで組み直すとまた点かない・・・・・

一度頭を冷やして考えると・・・・アレしかないな!!
なんと球切れ。でも点いたり消えたりする。まれなんですがたまにあるんです。こんなの↓

修理をする上で、乗り手の情報や過去の修理の経験を元に、的確な予測を立てていくのは重要なんですが、それによる思い込みほど怖いものはありません。”思い込みは可能性を無くす”という事ですから・・・気をつけねば。

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