- 2011-10-24 (月)
- 古き二輪を愛でる会
ずいぶん間が開きましたが続きをやります。
上の写真は今から部品撮りしたバイクの全体図。が無かったので、ヨソから拝借。
ホンダのドリームME(250cc)です。このへんのは、アドラーなどのドイツ車の影響をモロに受けてるデザインですね~。コレクションホールのヤツでしょうか?
ではいきます。
①会場の中でこのバイクが一番色々と興味を惹かれました。
キャブはアマルの別体(サイドフロート)ですが、インマニは三国工業というナゾな組み合わせ。
古いここらのバイクは、キャブなどの精密部品はまだ諸外国に頼っていた事もあるので、最初からこの組み合わせなのか、このバイクのオーナーによる物なのか?
気になる所です。
コレを見ている人はな~んも気にならないでしょうが。
サイドフロートの上にある"ポチ"はティクラーですね。
SUキャブは空気を送る原理なので、短く何回か押しますが、このタイプはフロートを直接押し下げて、オーバーフロー状態を作りガソリンを送る仕組みなのですよ。ちなみに。
②カッコ良過ぎなテールランプ。
サイドの深いリブフェンダーもカッコいいですね~。
③キーシリンダーのカバーとかもいちいちカッコイイ。
この時代のは、「いい物を作るぞ!」っていう意気込みが感じられていいですね。(コスト重視じゃなくて)
④ボトムリンク式のフロントフォーク。
実用車なので、低重心で安定性をねらったとか。
アサマフォークとか呼ばれ、50年代のRC(ホンダのレーサー)にも使われていたのですが、バネ下荷重がデカ過ぎてアカンかったんやろうなぁ。
2ストのチャンバーの様に膨らんだエキパイやサイレンサーの形状も面白かったし、その他の細かいパーツも見どころあって、見ていて飽きない一台でした。
他にも沢山面白いバイクがあったのですが、今回はここら辺で終了いたします。
- Newer: 79'FLH MOVIE
- Older: 午後から居ません