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古き二輪を愛でる会 2011その③


ずいぶん間が開きましたが続きをやります。
上の写真は今から部品撮りしたバイクの全体図。が無かったので、ヨソから拝借。

ホンダのドリームME(250cc)です。このへんのは、アドラーなどのドイツ車の影響をモロに受けてるデザインですね~。コレクションホールのヤツでしょうか?


ではいきます。

①会場の中でこのバイクが一番色々と興味を惹かれました。

キャブはアマルの別体(サイドフロート)ですが、インマニは三国工業というナゾな組み合わせ。

古いここらのバイクは、キャブなどの精密部品はまだ諸外国に頼っていた事もあるので、最初からこの組み合わせなのか、このバイクのオーナーによる物なのか?
気になる所です。

コレを見ている人はな~んも気にならないでしょうが。

サイドフロートの上にある"ポチ"はティクラーですね。

SUキャブは空気を送る原理なので、短く何回か押しますが、このタイプはフロートを直接押し下げて、オーバーフロー状態を作りガソリンを送る仕組みなのですよ。ちなみに。

②カッコ良過ぎなテールランプ。

サイドの深いリブフェンダーもカッコいいですね~。

③キーシリンダーのカバーとかもいちいちカッコイイ。

この時代のは、「いい物を作るぞ!」っていう意気込みが感じられていいですね。(コスト重視じゃなくて)

④ボトムリンク式のフロントフォーク。

実用車なので、低重心で安定性をねらったとか。

アサマフォークとか呼ばれ、50年代のRC(ホンダのレーサー)にも使われていたのですが、バネ下荷重がデカ過ぎてアカンかったんやろうなぁ。

2ストのチャンバーの様に膨らんだエキパイやサイレンサーの形状も面白かったし、その他の細かいパーツも見どころあって、見ていて飽きない一台でした。

他にも沢山面白いバイクがあったのですが、今回はここら辺で終了いたします。

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