Home > エンジン | 日記 > Oh shiiiit !!

Oh shiiiit !!

先日、あわよくば今週末に納車しようと、ショベルのカスタムの詰めの作業を急ピッチでしておりまして、配線も終わり久しぶりのエンジン始動!

「おー、すぐかかったね~」なんて感心していたのもつかの間、なにやら作業台にオイルがポツリ、ポツリと・・・・

Oh Shit! ア~ンド・・・ガックシ↓↓

純正カムカバーの製造時の機械加工穴を埋めてる溶接脇にクラックが・・・

まあ落ち込んでてもしゃーないので、やるっきゃナイトinナイトですので、プッシュロッドを外し、点火系を外し、カムカバーを外し、再溶接。

あとはサクっと組んじゃいます。

と言いたい所ですが、まだダメですよ。
溶接によるカバーの歪みが考えられるので、カムブッシュやらを外して定盤でひたすらシコシコ面研いたします。


ちょこっと擦ったの図↑


さらにシコシコと擦って・・・はい、でけたの図↑

指で指している所が少し残っておりますが、指の感覚で確かめた感じ、ガスケットの追従を考えればここでOKなのです。

昔は意固地になって完全に面がでるまでやったのですが、面研すると言う事は元の状態よりサイズダウンするのを念頭に入れれば無理な深追いは必要ありません。

こだわるのはいいけど、無駄に時間をかけて無駄に作業料金が上がるのもどうかと思いますしね。

もちろんボルトの位置や締めつけた時のカバーの歪み等を考えた上での事です。

昔は割と数値や平面度などの机上理論を追い求め過ぎる傾向がありましたが、今はなんというか自分がエンジンになった気持ちでやっております。

はい、意味不明で申し訳ありません。

そんでカムカバーのカムブッシュを入れ替えてリーマーで削るのですが、市販の特殊工具はどうも自分的には「アバウトな加工しか出来ないなぁ」と思い、加工したり自作したりする場合が多いです。

↑コレでリーム加工した後に、ホニャララでホニャララしてってな感じです

Home > エンジン | 日記 > Oh shiiiit !!

Search
Feeds

Page Top