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愛でたヤレと只のボロ

寒いですね。この寒さでもチョイチョイお客さんが、バイクで来たり乗って帰られたりしてますが、多くの人はあまり乗れてないのじゃないでしょうか?

「乗らない時ほど愛車を愛でよ」と、誰かが言ったか言わないか知りませんが、こんな時はバイクの一つでも磨いてそれを肴に飲むなんて良いのではないでしょうか?


昭和30年代の{川村カブ・ラビット商会}の店の前。みたいな光景になっておりますが、先日お客さんの好意でC100を頂いちゃいました(写真手前の一台)私も、仕事終わりに深夜1時くらいにチョイチョイ磨いては、ほくそ笑んでおります。

カブの事に関しては知らない事が多いのですが、ハーレーでマニアになり過ぎた感があるので、敢えて知らないままでいようと思っております。

~貯め込んだ知識が腐れば 知ったかぶりより直感だ♪~とハイロウズさんも申しております


キレイなバイクはワックスや金属磨きで磨いて貰えば良いのですが、汚い系のバイクはみなさんどうしていますか?

上の写真はグリスガンでグリスアップした74スプリンガーです。
グリスがはみ出ております。


そこで用意するのは、「お父さん、もう汚いから捨ててよ」と言われた様な歯ブラシです。

それでグリスをチョイチョイとすくって


ネジ穴が錆びてますね~


そこにチョイチョイとすり込めば、いい感じになります


こういうサビは"死んでる錆"と呼びます


チョイチョイとすれば、いい感じです


アルミの白サビもいただけません。金属磨きで光らせたくない人は


薄くウエスに塗ってこすると次から白サビが少し出難くなります。


これが"生きてる錆"

タンニン化した黒錆びですね。シブいですね~。

グリスアップと錆を飼育出来るという、錆のトップブリーダーを目指している貴方には一石二丁な話でした。
ヤレとボロは違いますので、そこんとこを踏まえて皆さんも愛車を愛でてやって下さい。

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