- 2012-02-27 (月)
- 04'FXST Chopper 2010,4
去年のニューオーダーに出したツインカムのロングフォークチョッパーの製作記を始めます。(作ったのは3年くらい前なんですがね)
敢えてリアルタイムで記事を書かない私ですが、はっきり言って遅過ぎですね。(反省)
ではいってみましょ~。
①いきなりよく解らない感じですが、ソフテイルチョッパーでまず必要ないシートフレームをカットの図。
②ソフテイルをイジった事がある人なら解ると思いますが、シートフレームを切った後の処理って悩むもんなんです。
文章で説明し難いですが、シートを付けたときのケツの下に来る部分(モジュールが付く部分)が横から見るとフレームラインとずれたラインになるので、普通はシートレールを根元から切らずに2cm弱残して切ります。(簡単だがフレームラインが出ない)
でも今回はネックからリアのアクスルシャフトまで一直線で行きたいので、この様に加工しました。
この後、シート下の部分を一直線に加工したのですが写真が見当たらず↓↓
③今回やるにあたってショベルなどへの乗り換えも、一応薦めたのですが、敢えてツインカムでやりたいとの要望でしたので、困難とは解っていても「男ならやったらんかい!セオリーよりもオリジナリティーちゃうんけ、チョッパーっちゅうのは」と心の中で誰か知らんおっさんが酒臭い声で言うてきたので、やっちゃります。
でも、当初から気になっていた配線の多さにカナ~り・ゲンナ~りな感じです。
果たしてどーなるのかは神のみぞ知る!!
いや、、とっくに納車してるから何人かは知ってるな。
④取り敢えず仮組みしてアウトラインはこんな感じ、こっから今の時点で「オカシイなぁ~」と思う所を見つけて形成していくのであります。
グースネックなどのキツイ角度や、この様なロングフォークのフレームは長さや角度がキツクなればなる程、相当負担がかかるのでそのような場合は、大津京の尊師にお願いしています。
フレーム治具も持ってるし、溶接に関してもある程度自信はあるのですが、その分野で自分より出来る人間が居るのなら、敢えて託してみるのもプロなのかと思うのであります。(お客さんの事を本当に考えれば)
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