- 2012-03-29 (木)
- 日記
話はうって代わって、本日は私の10代からの(こだわりの強い)友人が営むイタリアンレストランを紹介させていただきます。
場所は膳所駅を降りてパルコに向かう、通称"ときめき坂"にあります。
こういったレストランで写真をパシャパシャ撮るのはあまり好ましくないので、ずいぶん前に行った時の写真しかありませんでした。メニューもうろ覚えで勝手に書いてますが悪しからず
まあ、カルパッチョ的なやつですが、そこらの滋賀作イタリアン?のドレッシング味のカルパッチョとは違います。
野菜はすべて滋賀県産の契約農家から入れていいる無農薬の新鮮な野菜を使っていて、味付けはオイルと岩塩がメインの素材を引き立てる丁度良い具合。
ヴァポーレ、要は蒸し魚が煮大根の上に乗っている物。
見ての通りこちらのお店では和食材をちょいちょい取り入れているのがカラーなんです。
お皿の手前に少しちりばめられているのは、実はガラムマサラ。隠し味ってのは気付くか気付かないかのギリギリがミソだと思っております。
順番を忘れたがスープも美味しかった
~鳥そぼろと有機野菜のパッパルデッレ~
パスタは全て自家製の手打ち。乾麺を使うお店も多いが、戸出シェフ曰くこんな事はごく当たり前らしい。食べ放題のフワフワのフォカッチャ(パン)も同じく自家製。
まぁ、うどんを食べに行って袋から乾麺を出されたら萎えるので、当たり前と言えば当たり前。
ソースや食材との相性を追究すればの事だろう
ウロコ付きのグジの皮がパリっとしていて香ばしいのはもちろんの事、身もフワッと焼き上がっている。
初めて訪れるなら(私個人的には)このお店では魚料理を頼めば間違いないと思う。
ジャガイモのニョッキのフリット(茶色いだんご)も当然のごとく自家製。(デチェコとかのじゃないべ)
最後にドルチェ(デザート)とコーヒーとクッキー(自家製)を頂いた。
ワインも(本人はまだまだ少ないと言うが)50種類ほどあるようです。
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安心かつ美味しい素材へのこだわりももちろんの事だが、こんだけ自家製づくめだと、さぞかし仕込みなどが大変だと思う。でも本当の料理ってそういうものなんですよ。
「調味料や出来あがっている物を使えば原価も時間も抑えられるので合理的だし、食べる側が解らないんならそれでいいじゃん。」てな意見ももちろんあると思う。(それはそれでそういう店に行けばいい)
でも、料理って、素材から始まり、切る大きさ、火の入れ方、時間、皿の温度など基本をキッチリやった上で、そこからの味付けるものかと。
塩一つでも下味で付けておく塩にも色々ノウハウあるし、最後にさっと振ってある物も、皿を出されたら食材になじむ前に頂いた方がおいしいし、やはり店側も出すタイミングなどは「今!」って時に出す様に考えている。
食いもんを食べに行くのとは違う、「料理」と言う物を楽しむ事が出来る滋賀県ではあまり多く無い存在のお店、TRASPARENTE(トラスパレンテ)に興味が出たなら、是非とも足を運んでみて欲しい。
「トラスパレンテ」
住所 大津市馬場1-11-2 膳所駅前通り第13森田ビル 1F
TEL 077-521-7720
営業時間 11:30~14:00(L.O,) 17:30~22:00(L.O.)
定休日 不定休 (blogを要チェキ)
お店のHP http://trasparente.jp/index.html
お店のblog http://ameblo.jp/trasparente-zeze/ほぼ毎日更新
個人的に興味がある、blog内の"厨房の裏事情"というカテゴリー
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