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古き日本を愛でる会~昔の技術者編~田中久重


大滝秀次ではございません。

超一部の人に好評をいただいている、「古き日本を愛でる会」の第二弾でございます。

東洋のエジソンとも言われた、田中久重(1799~1881)江戸時代末期の発明家であります。

このお方は、現代の日本の技術の基礎となる様々な物を作られたのですが、中でも最高の情熱をそそいだと思われる万年時計について紹介しようと思います。

まずは画像↓

これが万年時計でございます。

後ほど動画を貼りますが、ホントに震えあがる程に凄い時計なのです。

出来れば(ちょっと長い)動画を全部見ていただいて、私は何も言わない方が良いのですが、少しだけ触れさせて頂きます。

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時は江戸時代末期、時計その物は存在してはいました。

当時の日本では今みたいに24時間で区切って時計の針が1~12時まで並んでいる物とは違いました。

解り易く説明すると、時間と言う物の観点がそもそも今と違い、下の図の様に、日の出を六とし、五、四、九、八、七、そして日の入りを六とし、五、四、九、八、七としていました。

現代の時計の文字盤で当てはめようにも、夏と冬で日の出ている長さが違いますので、針が正確に時間を指しません。


当時の和時計は季節によって変わってしまう時間を、2週間に一度、時計の振子の重りを調整したり、文字盤を交換したりしなければなりませんでした。
しかし、久重の万年時計は1度ゼンマイを巻けば1年間動き続け、しかも正確に時を刻むという画期的な物でした。

天球儀や曜日の表示など7つの機能を同時に動かすなど、凄いのはそれだけではないのですが、続きは動画で見ていただければ感激すること間違いなしです。(たぶん)

つづき part2~8
      ↓
http://www.youtube.com/watch?v=HP_4seRr0fw&feature=results_main&playnext=1&list=PLFF058141962EDE3B

全部で1時間半程あるので時間のある時にどうぞ。十分に価値はあると思います。

私はこの動画を初めて見た時は身震いし、何度も何度も唸りました。

日本の技術者の凄さ、素晴らしさをもっと多くの日本人に知って欲しいものです。

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